ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「本間勲引退試合」で心ウキウキ、泣き笑い(3)

2018-07-03 22:00:07 | アルビレックス新潟
うーん。
勝てると思ったのだけどな、日本代表。
ベルギーから2点取って、これは勝てる、と思ったのだが…。
最後は、セットプレーのために攻め上がった後の逆襲で、ジ・エンド。
でも、日本代表は、過去にない充実した戦いぶりだった。
健闘を称えたい。


さて、イサオの引退試合で楽しかったことの3つ目は、何といっても、ノザの存在である。
真面目な選手たちが多い中で、サービス精神を発揮しまくっていたのはGK野澤洋輔選手だった。
そういえば、J1昇格を果たした日の夜のテレビ番組に出演した彼は、かつらをかぶって変装した姿だったりしたなあと思い起こした。

明るいキャラクターは変わらない。
試合開始前には、お決まりのゴールへの両腕ぶら下がりポーズを決めて見せた。
前半には、敵チームだったイサオのシュートをしっかり止めたうえ、倒れたイサオの上に覆いかぶさったりした。
後半には、イサオのご子息くんのPKに、大げさに反応して(PK自体は本当に見事だったのだけれど…)ダイビングしてゴールを許してみせた。


また、イサオのPKの際には、遠方から走ってきて、主役のイサオに対して「俺に蹴らせろ」みたいな雰囲気を出してボールを奪った。

セットをしたボールを蹴るために後ずさりすると、突然イサオに交代してPKを蹴らせた。

こんなふうに、楽しい演出をたくさんして見せた。
やはり、昔と変わらず、みんなに愛される楽しいキャラクターだなのだなあ、と思った。
こういう明るい雰囲気を醸し出す選手が、状況が芳しくない今の新潟にいるのかなあ、と懸念した。
底抜けの明るさと、勝負に対する真剣さとを合わせ持った選手が必要なのではないかなあ、などと思ってしまった。

4つ目の楽しさは、「親子鷹」である。
イサオとそのご子息くんは、前半は同じチームで最初の何分間かを、後半は敵味方に分かれて終わりのやはり何分間かを一緒にプレーした。
親子で一緒のピッチに立ってプレーを多くの人に見てもらえるなんて、父親冥利に尽きるだろう。
ノザや山口(ご子息くんにPKを与えるプレーをした)らのバックアップもあって、かなり笑ったり感心したりすることができた。
同じサッカーを通して、ご子息くんの成長と親子関係の変化がどうなっていくのかなあと、と期待感をもった。

5つ目の楽しさは、現役J1リーガーの力強さであった。
数年前の新潟を支えた、現在J1現役バリバリの川又堅碁、田中亜土夢、大井健太郎らが時折見せるプレーは、やはり勇退済みのプレーヤーとはひと味もふた味も違っていた。

そう、以前は、こんなプレーに心ときめいていたのだったよなあ。
前日J2新潟―水戸戦を見たが、その試合で見た選手のプレーの質は、こんなではなかった。
それに比べて、現在J1プレーヤーはさすがであった。
現役アルビの選手たちは、いつのまにかJ1リーガーの迫力を失ってしまったのだろうか…?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする