徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として建立した二条城、
二条城は、京都へ来れば 「清水寺」 「平安神宮」 「金閣寺」 「西本願寺」
と共にまず皆さん訪れる所で、よくご存知の所と思います。
二の丸御殿は国宝で、「鴬張りの廊下」 「武者隠し」 「狩野派の襖絵」
などがあることも、
二の丸庭園(書院造庭園)は小堀遠州も手掛けた名園という事も、
よ~くご存知と思います。
他に城内には
内堀に囲まれて、「本丸御殿」があります。
創建当時は五層の天守閣を有し、二の丸御殿に匹敵する規模を
誇っていましたが、落雷や大火によって何度か焼失し、
現在の本丸御殿は明治年間に京都御所にあった旧桂宮邸の御殿を
移築したものです。
この旧桂宮御殿は京都御所にあった当時、皇女和宮さんが十四代将軍
徳川慶喜に嫁がれる前にしばらく住まわれた建物で、また孝明天皇の仮皇居にも
なった事があります。
↑ 内堀に囲まれていた「天守閣」 は今、石垣が残るのみですが、
上に上がりますと、
↑本丸御殿のむこうに東山連峰の大文字山が見えます。(三角の山肌の見える部分)
写真では見えませんが、大文字山方向のほぼライン上に京都御所があります。
東山連峰の最北、霊峰比叡 848mと東山連峰一の高さ
もしも、天守閣が残っていたなら、もっと高くから違った風景が
見れたでしょうね…。
天守跡から下に降りて…、
↓ 内堀の西側にはお米などの食料を貯蔵した土蔵が残っています。
城内、北側に「清流園」 があります。
この園は昭和40年に完成した、歴史的にはごく浅いものです。
池泉廻遊式庭園で高瀬川一之船入(龍馬点⑩にて) の所にあった300年の歴史を持つ
角倉了以(龍馬点⑩にて) の屋敷の一部とその名庭園の石800個を元に、
更に全国から集めた名石300個を加えて造られました。↓
芝生を敷きつめた処では茶会なども行われます。
クダクダと長くなりました。
お城の外側や周囲の事、また次のブログに書きたいと思いますm(__)m