kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

二条城のご近所さん~佐々木酒造

2010-03-26 11:48:00 | 散策

二条城南西角から北を見る

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二条陣屋、神泉苑 と見てきた後、二条城の横を北へと歩きました。

ランニングで疲れてきた時、このまっすぐに伸びる道を見ると、

ここは地獄の三丁目か?…と思いますよ (^_^;)

一周ならまだしも、『もう、一周~!!』 と言われた時には

このまま家に逃げて帰ろうかと思ったこともありました。ハア~((+_+))

     

しばらくすると見えてきたのは、

    

Img_7312 NHK京都放送局

     

こんにちは~ (^o^)丿

「バンクーバーオリンピック」ではお世話になりました。    

「龍馬伝」 「ウェルかめ」 「ブラタモリ」 その他色々見てますよ~

受信料も払ってますよ~ (*^^)v

     

手前の公園には昔、プールがありまして、私は20円持ってよく行きました。

ほんとにプール行くの好きでした。他にも2カ所あって、今日はここ、

明日はあそこ、という風に「プール荒らし」 いえいえプール遊びに

ハマっていました。 多分、色黒なのは、この時の太陽のせい (^_^;)

   

更に北へ、丸太町通(まるたまちどおり)を渡り、東へ、何かいい匂いが

して来ました。目的地到着です。

      

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いい匂いはここから漂ってきています。

    

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「佐々木酒造株式会社」 

俳優の佐々木蔵之介さんのご実家です。

      

昔ながらの醸造方法を守ってこられた、地域に根付いた酒造のお店です。

    

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新酒が出来た事を教える「杉玉」 がもう茶色くなって軒下に吊るされています。

よく見ますと、硝子戸の向うに「ハンチョウ」 と書かれたポスターが、

応援されているのですね。おうちの方も (^^♪

      

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お店に一歩入ると、お酒造りの場所がすぐそこにありました。

     

ご近所のおじさんらしい方が、一升瓶をぶら下げて

お酒を量り売りしてもらっておられました。まさに、ご近所と密着ですね。

   

Img_7649 聚楽第あらばしり 720ml

   

私は残念ながら一升瓶の空いたのを持っていなかったので、

これを買ってようやく帰路に着きました (^_^;)

   

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二条城のご近所さん~神泉苑

2010-03-26 10:18:41 | 散策

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「神泉苑」 は私には切っても切れない思いの所なんです。

私が生まれて育った所は「神泉苑」 から歩いて5分位の所です。

子供の頃、私はしょっちゅう友達とここへ来て遊んでいました。

    

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「神泉苑」 は太古の昔、京都盆地が湖だった頃のなごりの池を残しています。

平安時代は大内裏のすぐ南にあって面積は12万㎡、

「禁苑」 として天皇の園遊の地とされていました。

桓武天皇は好んで訪れたらしく、水は豊かで木々が生い茂り、

色々な鳥が群れ遊ぶ楽園だったのです。

      

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「放生池・ほうしょういけ」 といいます。

この池が、平安時代の禁苑のお池でした。今はグッと小さくなっています。

中島がありそこには「善女竜王」 が祀られています。

「善女竜王」 に関して以前ブログに書いた事があります。

平安京最古の史跡 という題で書いていました。

    

また、京都三大祭りのひとつ「祇園祭」の起源となったのが

ここでの疫病退散の儀式です。これも前のブログで書いていました。

        

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鷺やアヒルや色んな鳥が池にいます。

神泉苑には「五位鷺・ごいさぎ」 という名のついた言い伝えが

ありますが、この鷺は…?五位鷺でなくアオサギですか?

       

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神泉苑の「歳徳神・としとくしん」 です。

日本唯一の「恵方社」 で毎年向きが変わります。

今年平成22年の恵方は「西南西」 歳徳神に向かって拝むと

恵方に向かって拝めるのです。

   

確かに前と向きが違います。多分祠だけ動かすのでしょうね。

     

    

      

鳥にパンをちぎって与えておられる親子連れと居合わせ、ラッキーでした。

鷺のエサを取りに飛んでくる様子を見る事が出来ました。

     

それと「すずめが鳩やサギに会ったが鳩やサギに勝った」

の図です。小さな子供も声をあげて、驚いています(^^♪

      

      

      

ここは何度来ても懐かしく子供の頃の思い出が浮かびます。

今と違いその頃は、建物も荒れて、もっとシ~ンとしていたのですが、

それが私の中の 「神泉苑」 です。

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二条城のご近所さん~二条陣屋

2010-03-26 07:26:10 | 散策

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「二条陣屋」 です。

ここは、元は寛文十年(1670)に小川家の住宅として建てられたもので、

一見すると、町屋の様ですが中はまるで、「からくり屋敷」 です。

     

京都には本陣がなく、二条城や京都所司代に仕える中小の大名の

陣屋としても、また京都奉行所の公事宿(くじやど)としても利用されたので、

「吊り階段」 「隠し階段」 「武者隠し」 などの特殊な構造、設備が施され

更に、類焼防止の工夫も多く見られます。

数寄屋式、陣屋敷、防火の建築物として重要文化財に指定されています。

    

残念ながら、今回は修復中とのことで中には入れませんでした。

ちょっと門から中を覗きましたが、以前はこんなにきれいではなく、

家の中も薄暗い「忍者屋敷」 という表情を見せていました。

「今、ここに居たのにこんな処に出てきた!」 なんて驚くような仕掛けも

あって興味深い所でした。

また、町民のうわさですがここから二条城に抜ける地下通路があった

などと言っていた事があります。本当かどうか定かではありませんが…、

    

もう一度以前のままの姿を見ておきたかったです。

残念です (ToT)/~~~

     

尚、「二条陣屋」 は昭和19年には国宝に指定されていたのですが、

昭和25年には重要文化財と変わっています。

      

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振り向いたら、道のどん突きに二条城の石垣が見えます。

「こんなに目と鼻の先にあった二条陣屋やし~、

秘密の地下の抜け道があったとしても、ちっともおかしない。」

なんて、遠い江戸時代に思いを馳せています。

    

さて、次は更に時をさかのぼり、平安時代の遺構へ、行こう~! (^_^;)

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