首相が鳩山さんの頃、こんな風景をよく見かけましたが、
首相になった最近の菅直人氏はあの頃から一転、鋭気に満ち溢れています。
この時期、口蹄疫の被害拡大は留まるところを知らず、
またもや、重要な畜産地域に飛び火してしまいました。
ところで牛は、天満宮の神の使いとされています。
菅原道真(菅公)を祀る天満宮には、必ず臥牛の像があります。
それはなぜか? その因縁を語る様々な伝説があるようです。
菅公は承和十二年(845)6月25日 生誕、この年は、「丑年」に当たり、
また、亡くなったのが延喜三年(903)2月25日の「丑の月の丑の日」だった。
菅公の元服当夜、白牛が角をくじいて死ぬという悪夢を見、たいそう気にされ、
自ら牛を描き、お酒を供えて供養された。
他にも、『牛が刺客から道真を守った』 『道真は牛に乗り太宰府に下った』
『道真の墓所(太宰府)の位置は牛が決めた』 など多くありますが、
真実は定かではありません。
…が、なぜ『体を臥せた姿の牛の像』 なのか?
延喜三年(903)太宰府で生涯を閉じた菅公の亡骸を運ぶ途中、
車を引く牛が座りこんで動かなくなったため、近習達が止むなくその付近の
寺院に埋葬したという。
この伝説から、天満宮の「神の使い」は、地に臥した姿となっている。
このように、菅原道真公と牛の縁は深いものだと分かります。
さて、「菅原道真公」の「菅」 と 「菅直人氏」の「菅」 が気になる…、
中世の岡山に、菅原道真の末裔と称する武士集団がありました。
その名を『美作菅家党』 といいました。
その一族の一人が『菅氏』 の祖先で菅直人氏の父方は末裔にあたるそうです。
やはり 「菅原道真」の「菅」と 「菅直人」の 「菅」は繫がっていたのでしょうか。
今この、荒ぶる神の使者の牛、牛、牛、
菅原道真 と 菅直人
願わくば、二者、手を携えてこの事態を牛耳ることは出来ないだろうか…?
神様、 仏様、 菅様… 合掌