四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

春来る

2007-02-04 06:41:06 | 歌の花束
 「ひさかたの天の香久山 この夕べ 霞(かすみ)たなびく 春立つらしも」
                             万葉集 柿本人麻呂

 「落葉焚(た)いて春立つ庭や知恩院」  高浜虚子

今日は「立春」、節分の翌日です。まだまだ寒さ(余寒)は続きますが、気分的に冬の坂を登りきった安堵感がうれしい。
お日様に力が感じられ、日脚がのびて木木の芽吹きなど春のサインを汲み取れば、わが身にも元気がいや増すことでしょう。
コメント