四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

お中元

2007-07-22 07:26:26 | 生かされて今日
 サラリーマンにボーナスも出てデパートでは中元商戦が展開されています。お盆と年末とに、日ごろお世話になっている方に贈物をする世俗の年中行事です。
「恩は石に刻め」と言うように、施したことは憶えていて、受けた恩は忘れやすいのが凡夫・私の悲しい性だ。
世俗の恩は比較的見えやすいのですが、目に見えないもっと大きな恩に鈍感な人が多い。空気の様にあたり前と気付かない大恩は、自然の恵みに親の恩、先祖の恩、お国の為に戦死した方々や国の恩など。
肉眼では見えないけれど、目を閉じて合掌すればまざまざ受けている恩を心眼に感じます。現世の贈答もいいけれど、先ずやるべきは見えざる親・先祖達への恩返しではないでしょうか。お盆供養や墓参りは日本人のうるわしい習慣である。
コメント