四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

かなしみの八月来る

2010-08-01 06:28:10 | 生かされて今日
 今日は八月のスタート、6日は広島、9日は長崎の原爆忌、15日は終戦日とお盆です。民族の悲しみ、愛別悲嘆の続く時節です。肉眼では見えない霊魂、ご先祖が身近に充満して共に暮らす月といえましょう。
 亡くなった方が初めて迎えるお盆を新盆、初盆とも云います。真新しい離別の悲しみが取れないうちのお盆です。立正佼成会横浜教会の仲間にも妻を夫を、父や母を子ども、祖父や祖母をうしなった方ゝが、霊やすかれと手ずからの雪洞(ぼんぼり)を仏前に捧げました。死別は人間に避けることが出来ない定め、まさに諸行は無常です。

 ♪冷したるミルクの手向け原爆忌
    ♪屍(かばね)背負う少年の日ぞ長崎忌

 ♪友ひとり欠けて四葩(よひら)のふくらみぬ
   ♪排球の短パンで来よ君の盆(バレー部OBの秋葉君)
  
 ♪キャミソール小さくぬかずく地蔵盆
    ♪お茶目いふ遺されしひと更衣
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