四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

初秋の句会

2010-08-12 18:37:36 | 俳句
 台風の余波の午後、楷(かい)の木俳句の会へ出掛けました。あの炎暑の日々も朝夕の風に秋の到来を感じさせる横浜です。仲間はみな熱心で14人が集まりました。昨夜のボランティアガイド協会の会合では大元気だった3人が入院されていると聞いて驚かされました。何事も変化するもの、今参加できることに感謝です。
 感銘句をどうぞ。

 ♪にんげんでありたいヒロシマ忌の少女  ちしろ
      ♪かき氷脳が分裂しています  量子

 ♪極暑なりアンモナイトが渦をまく    幸子
      ♪八月の来るたび言葉早くなる  佳子

 ♪生味噌を胡瓜(きゅうり)にぬれば終戦忌  計枝

 ♪手をわれに延ばす百日紅(さるすべり)ヒロシマ忌  駿
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