四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

百日の荒行はじまる

2010-11-05 08:05:08 | 生かされて今日
千葉県市川市にある中山法華経寺では世界三大荒行と称される命がけの修行が11月1日から開始されました。午前3時の水行を手始めに6時、9時、12時、午後3時、11時と7回寒水をかぶります。食事は2回、おもゆに味噌汁、野菜。無論禁酒禁煙、TV・ラジオなしの100日間です。体重が10KGは減るそうで、髭ぼうぼう。読経、唱題、祈祷三昧で来年の2月10日まで命をかけた苦行が続くのです。信じられませんね。
日蓮聖人から伝わるご祈祷の秘法を身につける止暇断眠の大修行です。今年は全国から171名のお坊さんが挑戦されています。2年前の満行の日(2月10日)には遠く韓国の僧もおられました。幟を押し立てた日蓮宗寺院の檀家が大応援団を組み満行を待ち構えていました。
 凄まじい荒行をくぐり抜けたお坊さんは眼光鋭く、髭ぼうぼうで唱題をして荒行堂を一重の袷着に素足の下駄で出てくると待っていた奥さん親が飛びついていました。 写真の奥の荒行堂から尊い修行の声が漏れてきます。ザクロの実が揺れていました。
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