四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ふるさと鹿児島への旅(最終回)

2012-06-10 06:34:19 | 生かされて今日
 体育会系の二人は高校のラグビー選手で、うち一人は大学でレスリングをしていたそうです。その二人の話しを聞くと高校時代に噴火のため登山禁止の桜島へ登った無茶をしていたそうです。鹿児島では「ボッケモン」と云いましてキカン気のやんちゃな奴、と云う意味です。弱虫軟弱な「ヤッセンボ」の反対語で、血の気の多い薩摩隼人では褒められる所業でしょうか。女々しい男は「おなごケッサレ」、つまり女の腐ったような男だという大恥をかかされる言葉です。やはり武勇を称える伝統は生きていましたが、今は女性上位に変わりましたね。
 山形屋は鹿児島で権威あるデパートです。名古屋では松坂屋の如くかっこいいブランドと信じられています。山形屋のファミリー食堂のヤキソバが美味いと聞いたので如何ならんと寄りました。乾麺に具沢山のあんかけです。ボリューム感ありなるほど美味しい。各テーブルに大きな瓶に薄い茶色の液体が置かれているので聞きますと、三杯酢です。これをヤキソバにかけますと、ウマーイ。ふるさとを歩きまわり疲れていたのでさすが山形屋とタップリかけました。安くてお勧めです。天文館の和田ラーメンがひいきでしたが、店主おばぁさんの引退で無くなったのは残念だ。むかし息子と尋ねた際におみやげまでくれてその情にビックリしました。ふるさと鹿児島は情の熱き国です。
コメント