ながらく余寒が続いていましたが、横浜もいっぺんに春の陽気となりました。イヌフグリ、仏の座、ハコベラ、山茱萸(さんしゅゆ)、こぶしの蕾はほどけて咲き出しそうです。
陽気に誘われて三浦海岸の河津桜が見頃だと聞きリュックを背負って出かけました。京浜急行の三浦海岸駅に降り立つと駅前から花ざかりです。春寒が続き身体が硬くなっていたせいでしょうか多くの方々が花ざかりの下にたむろしてそぞろ歩きをしています。京急線に沿って列について行くと、花ざかりのピンクの雲がまっすぐ帯状に連なります。見事な桜並木です。薄紅に小松ヶ池も染まりそうで、残り鴨が遊び枯れ荻(オギ)の穂が旗のようになびいていました。お弁当を開いている組もいます。臨時販売の車でめかぶ一袋を200円で買いました。家での晩酌に頂きましたが糸を引き美しい緑色が春色そのものでした。