徒然草の勉強会が正午に終わり、近くの曹洞宗大本山の総持寺へ参りました。鶴見大学の枝垂れ桜も美しく見惚れて三門へのゆるい坂を登ります。五体投地にはうってつけの坂です。
入宋留学された禅師が悟りを開かれた中国の天童寺を参拝したことがあります。禅師が如浄禅師に入門する際に五体投地して行かれた道が回廊としてあり感動しました。
この総持寺は石川県から移されて100年だそうです。信者さんのおかげさまで、道元禅師にふさわしい堂々たる大伽藍です。三門に白い島サクラが花盛り。広大な敷地に桜の天国が出現した感じです。修行中の若き僧が大成して世界中の精神界の指導者になっていただきたいものです。