四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

白いクルーズ客船入港

2014-04-18 08:19:01 | 生かされて今日

 ♪春はあけぼの白き巨船に会いにゆく   駿

 春闌ける横浜大さん橋にダイヤモンド・プリンセス号が優雅な巨体を運んできました。11万5千トン、全長290メートルの豪華客船です。三菱重工が造りイギリス船籍です。なんだかウズウズしてきて今日夕方出港するというので早起きして出掛けました。久しぶりに出勤の混雑を味わい、昔を思い出しガンバレとエールを送りました。

早朝ながら夏めいてサングラスが欲しいいくらいです。出勤時間帯で横浜大さん橋は人がまばらです。赤レンガ倉庫側から拝見したかったのですが、朝日の逆光となるので桟橋まで歩きました。

豪華マンションのままに世界の港をめぐるのですから羨ましいです。『おくのほそ道』冒頭の名文を思い出します。

「月日は百代(はくたい)の過客にして、行きかふ年も又旅人なり。舟の上に生涯をうかべ馬の口とらへて老をむかふるものは、日々旅にして、旅をすみかとす。」

私たちの暮らしも日々「旅」なのです。日々同じ、マンネリではなく、日々非日常の旅の連続にしたいものです。

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