日本人にとってお盆の8月は意義深き月です。まず6日は広島原爆の日、9日は長崎の原爆忌、15日は終戦日と続きます。お盆には父母を始めとする膨大な数の先祖への感謝と太平洋戦争での300万人をこす日本人犠牲者への祈りの月です。
目は見えませんがいつも私たちを見守るご先祖様、お国のために無念の死を強いられた方々のお陰さまで今私どもは生かされております。
立正佼成会横浜教会普門館では午前9時から「戦争犠牲者の慰霊と世界平和祈願」式典を開きました。高校生から幼児までの愛らしい献花に始まり、教会長導師のもとに全員で法華経を読誦、そして東京大空襲を体験された方のお話がありました。
いかなる正義が在るといえども戦争だけは国にさせてはなりません。日本国憲法が戦争を放棄しているのは「人類史上画期的なこと」であります。
花火大会の夜景の火焔がミサイルや大砲の地獄の戦場とならぬよう政治家を監視する義務が大人にあります。金儲けお金ばかりの拝金の国民であってはならない義務があります。
午後には幼子たちと普門館のパイプオルガン演奏を楽しむ親子の会がありました。この子供たちを戦場に送ることがあってはならぬとつくづく大人や政治家の責任を感じました。勇ましい政治家やお抱えの学者、評論家に騙されて69年前の焼け野が原を再現させてはなりません。