四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

夏は去りて秋来る

2014-08-30 08:38:36 | 俳句

 異常な暑さと山が崩れるほどの大雨の今年の夏から一変して冷たくて涼しい秋となりました。今月さまざまな句会で頂いた良き作品をご紹介いたします。

私は「俳句は簡単、誰でも作れる」と俳句入門を勧めております。4月に87才のお婆さんも入門されてこの炎天、月二回の句会に一度も欠席無く来ておられます。

普段使わない右脳を活性化させる俳句づくりはきっと心身の癒やし、医療費抑制に役立ちます。

いかがですかあなたも、非日常の新しい俳句の世界へ入りませんか。

 

☆草笛の天才少年遺骨なし   百代

☆2DKシンクで母に焚く門火  季三江  

☆八月といふ傷だらけのおほぞら  邦彦

☆黒焦げ麦飯わたしの広島二中生  ちしろ

☆蝉時雨もはや戦前かも知れぬ   好子

☆繰り言はそこまで泥鰌鍋たぎる  照子

☆氷水をんなの秘密もれやすく   翠

 

 

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