四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

まず自分を変える

2018-07-30 07:20:41 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『親に対する子どもたちの注文の第一が、「夫婦げんかをしないでほしい」、そして「離婚の話は絶対にしないで」だったという調査結果があります。よく、夫婦で言い争って、「ねえ、お母さんが怒るの分かるでしょ。本当にお父さんは自分勝手なんだから」などと、子どもを自分の味方に引き込もうとする人がいますが、子どもは両親のどっちがいいか悪いかなど、どちらでもかまわないのです。

この世には、初めから善い人、悪い人がいるわけではありません。善い縁に触れれば善い人になり、悪い縁に触れれば悪い人になってしまいます。相手次第で人がどんなに変わるものか、それをいちばんよく見せてくれるのが、長年連れ添う夫婦ではないでしょうか。子どもたちは、両親のどちらの言い分も、また、どちらのわがままもちゃんと見ているのです。

法華経の修行を突き詰めていくと、「まず自分を変えて相手に変わってもらう修行」だといってもいいと思うのです。人が本当に変わるのは、本人が変わろうと本気になったときです。その本気を引きだすのが、まずこっちが変わって相手の善き縁になることなのです。』

庭野日敬師の言葉

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