四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

コロナの師走句会

2020-12-22 20:19:06 | 生かされて今日

 期待された令和2年、2020年はコロナの猖獗と信じられないトランプ大統領のケンカ狼藉とで世界がうめく一年間でした。アベ政治の国会軽視・嘘の多い不誠実な姿勢がなんと7年間も続くという日本政治の体たらくにウンザリの年でした。

来年もコロナと暮らす年がつづくでしょう。

 さて、師走句会で街中へ出るなと家族から足止めを受けた仲間もでてきました。でも、月一回の句会で作品を出し合い選ぶ刺激は、免疫力を高めるようです。いろんな流派のまじる俳句をどうぞ。

〇こらへよう堪へようとして大嚏  陽子

〇地球儀を回し思案の年送る    清子

〇第三海堡の間欠閃光冬に入る   駿

〇またたきは垂訓めいて枯木星     ミキ

〇惚けるより惚れてしまえよ帰り花   駿

〇冬銀河はしけで島の里帰り      駿

〇身にしむや左手書きの考の文      ミヤコ

〇しなやかに追い抜くブーツ師走来る   駿

〇木守柿雲の欠片もなかりけり      翠

〇小春日や生きるって良い匂い      計枝

 

 

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