四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

席題は「受」と「照紅葉」でした

2011-10-16 07:45:15 | 俳句
 体育の日の10日、第56回横浜俳句大会が開かれて席題が出されました。席題とは句会当日に出される言葉で、それを織り込んで短時間で句を作る(即吟)必要があります。今回の席題は、「受」と「照紅葉」で、いずれかを選んで投句します。
表彰された10句は次の通りです。みな瞬発力ある方々ですね。

横浜市長賞 
   八十路いま受身に生きてふかし藷   名和美知子
神奈川県議会議長賞
   親なくも故郷ありけり照紅葉     大西昭舟
横浜市議会長賞
   蓑虫はぶらり禍福を受け流す     松井光子
横浜市教育委員会賞
   声がしている裏山の照紅葉      門谷杜人
横浜横浜俳話会長賞
   刈田原星の生まれる音を受く     山本恵子

朝日新聞社賞
   ふるさとは吾の受け皿零余子(むかご)落つ
                     芝岡友衛
毎日新聞社賞
   受話器置いてしまえばさみし秋の空  山本一歩
読売新聞社賞
   照紅葉かくも明るき別れかな     金子文枝
横浜横浜俳話会賞
   照紅葉いつもどこかが筋肉痛     鹿又英一
新俳句人連盟賞
   赤蜻蛉虚子の墓域に名刺受      大木典子


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