四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

お盆の奉納コンサート

2011-07-15 21:48:57 | 生かされて今日
 7月15日お盆の法要が立正佼成会横浜普門館でありました。私の故郷鹿児島や大阪など西日本では8月がお盆の時節で、それが身にしみている私には7月のお盆は少し感じが湧かないのですけれど。
 お盆は自分の生命の根源である先祖に感謝を捧げる我が国伝統の麗しいしきたりです。一番近い先祖は両親、生命を授けて頂き乳飲み子の自分を育てていただいた恩があります。我が身を構成する60兆個の細胞のDNAに膨大な数のご先祖が生きているのです。肉眼では見えませんが、両親始めご先祖がわが体内に確実に存在しています。大木がそびえているのは、地中にある見えない根、根っこがあるから立つことが出来るわけです。見えざる根が祖先です。
 今年亡くなられたご遺族が灯籠を差し上げました。3.11の大震災犠牲者(死者15520人、行方不明7173人 7/1現在)も新盆となりました。皆で法華経を読誦し、庭野会長の回向文を奏上し感謝を捧げました。
 その後御仏前で、佼成ウインド・オーケストラが奉納演奏をしていただきました。指揮者の父君は曹洞宗のお坊さんだそうで、しっかりタクトを振って来いと励まされたそうです。まさに身近な宗教協力です。
我が多数のご先祖さまもコンサートを楽しんでくれたと思います。

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