「矢田寺四国八十八ヶ所霊場巡り」は大正末期から昭和の初期にかけて、矢田寺本堂裏の地蔵山に開設されたいわゆる「ミニ遍路」、「ミニ霊場」と呼ばれる施設です。
矢田寺のへんろ道は、開設当初は多くの参拝者で賑わいを見せたものの、戦争による混乱と相次ぐ台風被害で、戦後衰退します。
へんろ道の荒廃が進む中、2005(平成17)年に結成された「矢田寺へんろ道保存会」を中心に、へんろ道の保存・復興の機運が高まり、保存会をはじめ、多方面の支援・協力により通路や寺名看板の修復・整備が進められ、再び多くの人がお参りできる参詣路として、矢田寺のへんろ道は復活を遂げたのです。
(思い出綴りをするにあたって、詳しいことを知りたくて、検索しているうちに辿り着いた、大和徒然草子さんのHPからお借りしました)
紫陽花の頃には何度もお詣りしていたお寺ですが、矢田寺保存会に所属していらした、ブログ友の方のご案内で、ミニ霊場の参拝をしたのが、昨日書いた記事の3年前のことでした。
観光でも、登山でもなくミニ八十八所をお参りしたい気持ちから、長らく仕舞っていた、四国八十八所お遍路のときの白衣を着て、輪袈裟を掛けお数珠を手に、お賽銭の1円玉を88個入れた袋を手に仏様とのご縁を結ばせてもらった。
山中の道の上り下りの急な坂があるようなので、登山用のストックを持って行ったのがとても役に立った。
八十八番結願の大窪寺に到着しました。
八十八番大窪寺は結願のお寺
お四国遍路の時のことを、ふと思い出す。
最後のお経を称えながら、涙が頬を伝った四国でのことが甦ってきた。
一服でなく、じゅっぷく小屋 奈良盆地を一望できるところです。
この年の12月は長年使っていたパソコンが故障して、ブログの更新が出来なく、カメラにはその間の画像はあるものの
記事としては、全く投稿できない日が続いていました。
ブログの再開ができた時に、矢田寺ミニお遍路のことを綴りました。
この矢田寺は、紅葉の頃が過ぎお遍路道も落ち葉道になっていた頃だったと思います。