カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

桜に変わりハナミズキの並木道

2018年04月18日 | 季節の花木

 

季節の移ろいの早いこと、今車を走らせていますと、あちこちの家の庭や門口に

白やピンクの綺麗な花を咲かせているハナミズキが目を惹きます。

 

季節の花300には、ハナミズキのことを、次のように記述しています。

・花水木は、
 東京市長の尾崎行雄氏が
 アメリカのワシントン市へ
 桜を寄贈した御礼として、
 1915(大正4)年に
 アメリカから贈られたのが最初。
 その後、全国に普及した。

・別名
 「アメリカ山法師
     (やまぼうし)」。
   アメリカから渡来したときに、
   日本の山法師に似ているので
   とりあえずこの名前が
   つけられた。

  

 

最近通った桜井市方面へ向かう道の、両側にハナミズキの並木が美しかったので、

助手席から写しました。

このような並木道を歩いてみたいと思いながら、そのような脚力がいつからかなくなっているのが

現在なのだと、心細く思ったのも事実でした。

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さくら行脚 弘川寺

2018年04月01日 | 季節の花木

 

 

西行法師はかねて願っていた通りに、桜の花の咲く望月の頃に、河内長野市河南町の、

この弘川寺で静かに七十三年の、生涯を閉じられました。

弘川寺本堂 ご本尊は薬師如来

 

西行の愛した桜は、山桜でした。

ソメイヨシノのような華やかさはありませんが、葉が先に枝に出て、その後で白い小ぶりな花を咲かせる

山桜は、孤独に徹したさすらいの人生を、おくった西行の面影を彷彿とさせます。

本堂裏山の山桜の散策路は、何度か健脚の時には、山桜を愛でながら周遊して花を堪能したものでしたが、

今はそこに思いを巡らしながら、境内や駐車場の頭の上に広がる、山桜をカメラの納めました。

 

 

 

 

 

 

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花の文化園 2 梅園と盆梅展

2017年02月17日 | 季節の花木

 

 

 

 

 

 

梅林はまだどの木も満開というほどではありません。

それでもいい香りが頭上から下りて来るようで、ここでも春を十分感じることができました。

坂道が多いのと、木組みのだんだんなので、私の足には少し辛すぎるように思って、梅林はすぐ下りてきました。

 

盆梅展のイベント会場に入りました。

部屋の中に閉じ込められた老木からの香りは、1歩足を入れると、香りの世界に飛び込んだようで、

「すっかり春に包まれてる。」って感じで楽しくなりました。

他の会場の盆梅展と違って、とても私を虜にしたのは、丹精込めて育てられた盆梅の雰囲気の背景です。

万葉集の和歌と、その注釈が美しい文字で綴られていることでした。

一つ一つの盆梅の作品を楽しみ乍ら、万葉集に歌われている作品に、時間を忘れてこの部屋に、すっかりはまってしまいました。

 

 

素晴らしい企画に感動しました。

いい春を満喫できるってことは、幸せな時を過ごせたいい時間でした。

 

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蝋梅の咲くお寺へ 石光寺

2017年01月18日 | 季節の花木

 

「お天気がよければ、明日は蝋梅の花を観に行こう」 

昨夜、床に入ってからふとそんな予定を立てました。

新しい季節の訪れに咲く、季節の花はそれを見るだけで、元気が湧いてきます。

その花の色が黄色ならばなおさら素敵です。

蝋梅はそれにぴったし。

その上いい香りが、春が近づいてきていることを、それとなく感じさせてくれます。

 

蝋梅の咲く社寺、公園などを調べて、我が家から近いこと、午前中には帰ってこれることを、考えてまず1番先に出かけたのは、

石光寺でした。

まだ牡丹園には寒牡丹が、菰藁の下で健気に咲いていましたが、今日は黄梅特集にしたくて、境内のあちこちに咲く蝋梅としっかり向き合ってきました。

 

 

蝋梅のユニークな形をした実が、まだ枝先に残っているのも面白いです。

 

 

青い空が何よりも小さな蝋細工のような黄色い花を引き立ててくれます。

 

後方の枯れ葉色をした山は、二上山です。 

 

 

ここでも二上山が、僅かに頭を見せています。

 

 

椿の木の前の蝋梅は、色が飛んでしまいましたが、椿の花と蝋梅の花のコラボとしておきましょう。 

 

 

蝋梅の低木が、寒牡丹の花壇にありました。

びっしりと黄色い花が、高い樹の花を見るよりも、楽しげに語りかけてくれるようです。 

 

  

  

 

  

 

 

いつお参りしても、何かのお花に出会える石光寺ですが、今日の蝋梅の咲く中を散策していますと、

上着を着ているのさえ邪魔なほどの温もりの中にいるようでした。

 

 

 

 

弥勒堂の秘仏の公開は、1月中でいい機会にお参りできました。

弥勒堂は撮影禁止だとのことでした。

阿弥陀堂はカメラのお許しがあったので1枚頂いてきました。 

 

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白木蓮の開花が目立った・温かい日

2016年03月18日 | 季節の花木

 

 

昨日車で傍の道を通りかかった時、やや白みを帯びているので、もうすぐ咲くだろうなぁと思いながら、帰りました。

今朝、晴れていましたので、雨の降らないうちに、白木蓮の様子を見に行ってきました。

ここまで歩いて行くという、今の私にとっては無謀なウォーキングです。

長らく使っていなかった、ノルディック・ウォーキングのストックを使っての歩きでした。 

  

家からこの花の咲いている所までは、なだらかですが殆どが登り坂です。

健康な足にとってはこのような登り坂は、平坦な道と同じ感覚で歩けるのですが、膝に故障を抱えているので、我慢の連続です。

でも、こんなに美しく開花した白木蓮の清楚で華やかな集まりが、待っていてくれたのですから、車でなく歩きにしたのは良かったと思います。

 

 

花びらの幅が広く、厚みがあます。花は上向きに閉じたような形で咲き、全開しないのが辛夷と違うところだそうです。
   

 

  

季節の花300には次のように記しています。

「花びらは太陽の光を受けて南側がふくらむため、花先は北側を指す。(よって、「つぼみ」の頃は片方にそり返っている)
 このことから、「磁石の木」と
 呼ばれることもある。」

写してきた写真を見ながら、そうなっているのか確かめています。

 

 

ふっくらとしている方が、南側です。

これから白木蓮を見ると、こんなことを思い出しながらお花をよく見ることにしましょう。

 

 

このポールでせっせと歩いてきたので、7889歩も歩けたのです。

頼れる相棒です。

 

 

振り向くと、土手の向こうに金剛山がわずかに見えています。 

 

ここまで下ってきて、白木蓮の咲いているのは、歩道の見えなくなる辺りのぼんやりしたベージュ色の木です。

もう少ししてみんな開花しますと、ここからでも真っ白な木がが見えてくるのです。 

 

 

南にカーブした辺りから、望遠で見ますと、高見山が今日はよく見えます。

太陽の位置関係か、雪の白さは認められません。 

 

    

歩道から逸れて、家へに向かう農道には、春の花が可愛く咲いています。

上の左はレンゲ草・右はホトケノザ(春の七草のホトケノザ)とは別の花です。
下の左は、キランソウ・別名ジゴクノカマノフタ、ものすごいなまえです。
弘法草とも呼ばれるようです。薬草です。
最後は黄色いタンポポが、緑の葉っぱの中でよく目立ちます。

 

  

畑のおじさんが、ビニルのトンネルを所々揚げて、自然の風と太陽の光を取り入れていました。

白い花とピンクの花の混じったイチゴの花です。どんなイチゴが成るのでしょう。

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