昨日車で傍の道を通りかかった時、やや白みを帯びているので、もうすぐ咲くだろうなぁと思いながら、帰りました。
今朝、晴れていましたので、雨の降らないうちに、白木蓮の様子を見に行ってきました。
ここまで歩いて行くという、今の私にとっては無謀なウォーキングです。
長らく使っていなかった、ノルディック・ウォーキングのストックを使っての歩きでした。
家からこの花の咲いている所までは、なだらかですが殆どが登り坂です。
健康な足にとってはこのような登り坂は、平坦な道と同じ感覚で歩けるのですが、膝に故障を抱えているので、我慢の連続です。
でも、こんなに美しく開花した白木蓮の清楚で華やかな集まりが、待っていてくれたのですから、車でなく歩きにしたのは良かったと思います。
花びらの幅が広く、厚みがあます。花は上向きに閉じたような形で咲き、全開しないのが辛夷と違うところだそうです。

季節の花300には次のように記しています。
「花びらは太陽の光を受けて南側がふくらむため、花先は北側を指す。(よって、「つぼみ」の頃は片方にそり返っている)
このことから、「磁石の木」と
呼ばれることもある。」
写してきた写真を見ながら、そうなっているのか確かめています。
ふっくらとしている方が、南側です。
これから白木蓮を見ると、こんなことを思い出しながらお花をよく見ることにしましょう。
このポールでせっせと歩いてきたので、7889歩も歩けたのです。
頼れる相棒です。
振り向くと、土手の向こうに金剛山がわずかに見えています。
ここまで下ってきて、白木蓮の咲いているのは、歩道の見えなくなる辺りのぼんやりしたベージュ色の木です。
もう少ししてみんな開花しますと、ここからでも真っ白な木がが見えてくるのです。
南にカーブした辺りから、望遠で見ますと、高見山が今日はよく見えます。
太陽の位置関係か、雪の白さは認められません。
歩道から逸れて、家へに向かう農道には、春の花が可愛く咲いています。
上の左はレンゲ草・右はホトケノザ(春の七草のホトケノザ)とは別の花です。
下の左は、キランソウ・別名ジゴクノカマノフタ、ものすごいなまえです。
弘法草とも呼ばれるようです。薬草です。
最後は黄色いタンポポが、緑の葉っぱの中でよく目立ちます。
畑のおじさんが、ビニルのトンネルを所々揚げて、自然の風と太陽の光を取り入れていました。
白い花とピンクの花の混じったイチゴの花です。どんなイチゴが成るのでしょう。