生涯学習の一つとして、それぞれの部門での活動が行われる環境が、それ自体長い人生の後半部分にあって楽しいものである。
そんなこともあって近くのカラオケスタジオに足を運ぶ機会が多くなった。
元々悪声のハスキーボイスに近い声の持ち主しだから、今更練習してもいい声になるはずもない。
だから、せめて音をはずさないように、書かれた詩の心だけでも表現したいのと、演奏になれるようにと、ほかのお客さんに耳栓をしてもらいたいような気持ちで、同じ歌の練習をしている。
練習していて、と言うより他の人の歌うのを見ていて、あるときふと気が付いたのは、マイクを持つ手でなく空いている手のことだった。
私はいつも右手にマイクを持って、左手は、この左の画像のようにだらりと下に下ろしたままだった。
これでは、余りにも気持ちも歌も固まってしまいそうである。
そこで、左手を大げさでなく動かしている人の真似をしてみた。
横で機器の操作をしているスタジオのママに、カメラを預けてどんなところに、もう一つの手を持っていっているのか、1曲歌い終わるまで適当に撮ってもらった中から、いくつかトリミングしたのが、今日の記事となった。