カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

今年も啓翁桜の里へ 

2008年03月28日 | ☆ ふるさと・大和



啓翁桜は蕾は濃いピンク、咲き初めると薄いピンクに、そして満開になると、さらに白みを帯びたピンクになり、遠目には白い姿となって山間の濃い緑の中に、長閑さを感じる彩になる。


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優しい春の彩の啓翁桜の里
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「残り物の美しさが、こんなに花の時期を楽しませてくれる、啓翁桜の里」友人とそういうように言って、この景色を見に来るのを楽しみに待っていた。

初めて来た時に、この地の人から聞いた桜の名前と、この花はお正月の頃、生花用に枝を伐って出荷し伐り残された枝から、本来自然に咲く時期にこのように里を彩るのだと説明してもらったことから、「ありがたい残り物」と出会うのが、ソメイヨシノに先駆けての、隠れ名所のお花見である。

訪れる人と誰も出会わなかった最初の頃だったが、昨年、そして今年と、カメラを持った人が多くなってきている。
写真教室か、カメラマン仲間のようなグループの人も多い。

今年は啓翁桜よりもサンシュユのほうが目立つ。
下草の浅緑、薄いピンクの啓翁桜、鮮やかな黄色のサンシュユ、杉や檜の深い緑。
自然の織り成す色合いの調和が、気持ちまで優しくしてくれる。



上野運動公園・桜の開花状況定点観察500m地点・やっと2~3輪 2008・3・28 小金井~石橋

コメント (8)
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