昨年の「ならフェアー」の時も、この辺りの地形の緩やかで広い傾斜を利用しての、花の植え込みがとても美しく印象に残っている。
それがそのまま今年もあるのだと思って公園に何度か来たが、このエリアは今年に備えてか閉園していた。
昨年のあの大掛かりな植え込みを利用したのかどうかしらないけれど、ここの幾何学的な色彩の並びははやり美しい。
下から見たり上に上ったり角度を変えると彩りの広がりが、緑の丘を埋め尽くしている。
雲ひとつない秋晴れの空が、花のウエーブの上に木々と共に気持ちよい景観を創り出している。
これらの花の植え込みは、花の種類にもよるだろうが、宿根草で、このウエーブがいつも楽しく見られるようにはならないのだろうかと思う。
馬見丘陵公園のとても好きな場所なので、ある時期だけで終わってしまわない植栽の、工夫はないものだろうか。
冬枯れの後にその季節が来れば花が咲くことを、期待しながら、公園を歩くのもいい。
素人考えで、管理が大変なのだろうと思うが、イベントの為だけのものでなく、四季折々定着して、閉園しないでいつでも何処でも散策できる公園であって欲しいと、この今の一番美しい時ににこそ、そんなことを思うのである。
お し ま い
11329歩