カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

コウホネと睡蓮が水面を飾る鏡池

2017年07月08日 | 季節の花

 

 

この太鼓橋は、大阪住吉大社の太鼓橋と同じく淀君が寄進したものだそうです。

  

 

 

白い睡蓮が清楚に咲いていました。

 

 

睡蓮の花とは少し離れた所に、よく目を凝らしてみますと、大きな葉っぱの陰に小さい黄色い花が見えます。

 

コウホネの花です。

 

「季節の花300」にはコウホネについて、次のように書かれていました。


 水中にある根茎が白く、ゴツゴツして、骨のように見えるので、河骨(かわほね)と、書かれるようになった。
 また、読みは、「かわほね」から「こうほね」に変化した。

・夏に黄色い花が咲く。しっかりした厚手の花。

・河骨の根茎は、「川骨(せんこつ)」の名で 、漢方薬としてよく用いられ、二つ割りにして干して、止血剤や浄血剤、強壮剤として
 使われる。 
・「河骨」は「川骨」とも書く。


・「小ぶなとる わらはべ去りて 門川の 河骨の花に 目高群れつつ 正岡子規」

植物園ではコウホネを見ましたが、このように自然の中で、密生して睡蓮と共生しているのを見たのは初めてでした。
   

コメント (2)
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