7月10日撮影
生蓮寺さんの庫裡の玄関を開けますと、何とも言えないいい香りがします。
見事な風蘭が展示してありました。(富貴蘭とも呼ばれています。
もう何年か前、蓮の花を写させてもらった時、奥様が「風蘭が咲いているのですよ。ご覧ください。」
そう仰ったのを思い出して、蓮の花の写真を撮っていらした、息子さん(副住職さん)でしょうか、そのことを話しますと、
「今、ちょうど見頃ですよどうか見て行ってください。」そう言ってくださったので、庫裡の方へ入らせてもらいました。」
白い花ばかりだと思ったのですが、淡いピンクの花もありました。
ご近所で風蘭を育てている方の作品だそうです。
風蘭の花ことばは、「恋の成就」「はかなげ」「成熟した魅力」「優雅な女性」
風蘭は、花の甘い香りに誘われて飛んできた蛾が、花粉を運んで結実するそうです。
この習性から、このような花言葉が付けられたとのことです。
葺き替えたお寺の瓦を生かして、うまく育てています。
それぞれの鬼瓦が、風蘭のお宿となっています。
ひとつの柱のような風蘭です。
厚みのある長い葉と、葉の中ほどから延びている花の、白い茎。
本当に綺麗な花を、今年も見せて頂くことができました。