雨音がうるさくないように、襖を閉め切って昨夜は床に就きました。
今朝、襖を開けますと、香りのご挨拶が飛びこんできました。
最後の一輪がすっかり開花しています。
『花は 夜 ひ ら く ♫ (^^♪ 』 でした。(5月8日)
昨夜寝る前に見た時には、4輪目に咲いていた花弁に押し付けられたように、身動きのならない状態でひとひらしか開花できない状態で、窮屈そうにしていましたので、もうこれで咲かないのかと思っていたのですが、香りだけは今までの花より一層強かったので、「おやすみ・がんばりよ!」と言って襖を閉めたのでした。
最後の花だと思うと、その白さが輝いて見えます。
雄蕊・雌蕊も元気です。
4月28日から5月8日まで、私を惹きつけ続けてくれた愛しい花たちの最後は、G・W だけでなく、これからも
元気を貰えそうに思いました。
期間中この花を愛でたのは、私だけでなく、帰省した孫、曾孫たちも
いい香りに驚き、美しさに声を揃えて「いいね」の連発でした。
2年生になった曾孫は、お父さんのスマホの音楽に合わせて、ディズニーのダンスを
この花の後ろで踊って見せてくれたのが大傑作で、楽しいひと時でした。
5月8日 撮影
昨夜の大雨で、裏の田圃はまるで田植えをした後の水田のように水が溜まっています。
またこれからこの風景ばっかりを眺める日になってくることでしょう。
でも今は、カサブランカの香りに満ちた楽しかった日の、思い出辿りができそうです。