カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

恋風トンネル&むすばれ橋

2011年03月26日 | ☆ ふるさと・大和

五條市が隣接の吉野郡下市町に繋がる西吉野町に、こんな素敵な名前のトンネルがある。
前県知事の柿本氏の揮毫によるトンネルの名盤があるので、そう古いトンネルではないのだろう。



このトンネルの粋な名前の命名者は、当時のk村長さんだったのだと言うことを、この町に住む友人が今日電話で話している時に教えてくれた。
村長さんは市町村合併をするまで、長い間村政に尽くし、村唯一のお医者さんでもあった人とのことである。
なぜこんな素敵な名前を付けたのか知りたいけれど、もうこの世にいらっしゃらないので訊ねるすべもない。


トンネルを出てすぐに川を渡る。
奥吉野から流れ出てやがて吉野川に合流する丹生川である。



この橋の名前も「結晴橋(むすばればし)」と橋の袂に名盤があった。
清流に鮎や、アメノウオがすむ川なので魚のレリーフがはめ込んである。


奈良交通のバス停の名前もちゃんと「むすばれ橋」となっている。


もう一つ「カッキータクシー」と言う表示が道路を挟んで立っている。
こちらの方がはっきりと新しいので、最近できたのかと思う。
西吉野町は日本でも有数の柿の産地で、「カッキー」はそのユルキャラの名前である。
本数の少ない奈良交通のバスの便を何らかの形で、住人の足を確保しているのかもしれないなぁと思う。

若者が恋人同士でこのトンネルを歩いて抜けると、結ばれ橋があり・・・・なんてそんなスポットがここにあると思うのもまた夢のあるものである。
春には淡い春色に染まる1時期があり、夏は川で魚を釣る、そんな自然いっぱいの郷である。

平等寺~薬王寺
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五條市内 里山で見つけた春

2011年03月25日 | ☆季節

桜の蕾が膨らんできました。
先のほうがうっすらとしたピンクも見えています。
もうすぐ、そうですね 来週の終わりごろにはほころびることでしょう。
もう一度ここに来て見ましょう。



    


   


    

クリックして大きい画像で春の野の花を見ていただけたら良いですね。


スミレ ヤマネコノメソウ タンポポ タンポポの種 ツクシ カンアヤメ フキノトウは花筵のようにいっぱい斜面を覆っていました。
どの花たちも、南向きの斜面を求めて咲いていました。
なんでもない花たちですが、今年はことのほか、いとおしく思えるものでした。 
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ビリケンさんが・・・

2011年03月24日 | ちょっとおでかけ


ずいぶん長い間大阪駅界隈に行ったことがなかった。
一昨日、この日でないとできない用があって大阪に出かけた。
以前にはいつ行っても工事中の板が張り巡らされて、自分がどこを歩いているのか、目的地に着くまでにはかなり迷ったりする田舎者的行動ばかりしていた。
(中央口辺りが整備されて構内も本当にすっきり美しくなっていた。)
いつもここを通っている人にとっては、私が驚くほどの感動もないだろうが、とにかく綺麗になっていた。

初めて歩いた「梅三小路」に新世界辺りでおなじみの「ビリケン」さんが出張で、でんと居場所を確保しているのは面白い。
幸せを願う人が多いのか、足の裏がその願いの跡を多く留めている。

いつ見てもユーモラスの顔つきが好ましい。




駅中央口の前の一画に菜の花を中心にして、春らしい花が植栽してあり、都会の春を目にすることができた。
ずっと向こうまで続いていたが、通行人が絶え間なく通るので、無人の瞬間を待っていると、花壇の端まではカメラに入らなかった。


  

クリックで大きい画像に


確か駅の構内だったと思うが、はっきりどこかと訪ねられたら説明できないが、人ごみに押されるように歩いていてふと目線を上げると、高い天井近くの位置に、大阪の景色を彫りこんだようなレリーフが見える。
これはレリーフと言うのが正しいのかどうか分からないが、桜ノ宮の通り抜けのときに横の柵に取り付けられた花見風景のレリーフと、色や質感が似ているので、私か勝手にレリーフと書いただけで、実際の作品の説明文は調べていない。
もっと時間があれば、細かい所までゆっくりと眺めたい作品である。

平等寺~薬王寺
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大阪城梅林

2011年03月23日 | ☆季節

大阪城と紅梅 2011・2・26 撮影

先月の画像である。
大阪へ所用があって行ったとき、小春日和で春の近さを感じる良いお天気の日だった。
環状線での帰りに大阪城公園駅で下車して、梅には余り期待しなかったが、公園の中を通って森ノ宮駅で再び環状線に乗ることにして、公園散策をした。
思いつきばったりのその日の行動だった。


デジブック 『大阪城梅園』



近代ビルと紅梅

その後なかなかUPできないまま、昨日環状線の電車の窓から、スモモの花の美しいピンクの花が目に入ったことから、やはりいろんなことのあった今年だけれど、巡る自然の変わりないこと、時期はずれにはなったが記録しておくことにした。
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十月桜

2011年03月22日 | ☆季節


  
2月26日 大阪城公園で撮影
ほぼ1ヶ月前に大阪城と梅の撮影に行った時に、公園の中で見つけた桜である。
青空に可愛い花がよく目立って、梅林に行く途中の人の足を留めていた。

十月桜と立て札があったので、この桜について、「季節の花300」で調べてみた。


・開花時期は、10/20頃~翌1/10頃。
(二度咲き→ 3/20頃~ 4/10頃)。
・花弁は八重で、白、または、うすピンク色。
・全体のつぼみの3分の1が10月頃から咲き、
残りの3分の2は春に咲く。2回楽しめる。
春の花のほうが少し大きいらしい。
冬に「季節はずれに桜が咲いてるな」というときは
この十月桜であることが多い。
・冬、春ともに、葉があるときに咲くことが多い。


・同様に秋から冬にかけて咲く桜が「冬桜」。

十月桜と冬桜は似ているが、
花弁と花びらの数は、
十月桜 → ”八重”で、花びらは5~18枚
冬桜 → ”一重”で、花びらは5枚


あれから1ヶ月、この桜は今どんな様子だろうか、大阪環状線に揺られながら今日はこの桜を日の目にあてようと思い帰途に着いた。

 太龍寺~平等寺
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