カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

川上村・丹生川上神社 上社

2014年10月21日 | ☆ ふるさと・大和

 

  

  

10月の初めごろごろ水を汲みに行った時に、偶然境内で見た白黒二頭の馬(神馬)に惹かれてお参りした「丹生川上神社下社」は下市町でした。それがきっかけに、「上社」「中社」にもお参りしたいとの思いが、常に心の片隅にありました。

トンネルの手前を左折して、上へ上へと五分ばかり上りますと、お社に着きますよと、道の駅の方が教えてくれましたので、石段を上らなくてもいいように、一番奥のお社近くの駐車場まで辿り着くことができました。

 

 

拝殿の脇には、厳めしい龍が迎えてくれました。 

 

 

立派な扁額の文字は「じんうてんれい」と読むのでしょうかわかりませんが、水を司る神様であることを、おぼろに理解しました。

この日お参りできたことに感謝し、丁寧にお参りしました。  

 

 

ダム建設のためにこの山の上に遷座された新しいお社です。

横の方から写しました。向かって右が拝殿で、左の石垣近くが本殿です。

 

 

 

 

 

   

二頭の神馬の銅像には勢いがあります。

 

  

龍神神輿が硝子戸の中に収納されていました。  

 

 

一の鳥居でしょうか、この石段を登るのが膝に辛かったので第三駐車場まで車で登りました。 

 

 

 

 

よく手入れの行き届いた杉の美林です。神社に上る途中、木立の美しさを撮影しました。

 

 

新しい家並みが目立つ国道沿いの道路です。ダム建設に伴ってここに建設された村の家だろうと、思いながら眺めていました。 

 

 

大滝ダム・龍神湖 

台風が2度週末に続いた後でしたので、湖面は濁っているようです。 

 

高い場所から見下ろした大滝ダムです。呼称は「龍神湖」。

昭和34年9月の伊勢湾台風の大被害が、この大滝ダム建設のきっかけになりましたが、それから約半世紀もかかってやっと完成したダムでした。伊勢湾台風の時の雨量を上回る降水量が、最近二度ありましたが、伊勢湾台風の時のような水害は、起きていないということです。

このダムに沈んだ村の家々とともに、丹生川上神社上社も遷座されて現在の位置に立派に建設され、太古の昔からこの村を守っていたように、元の神社跡を見渡せる地に立派に建っています。     5352

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジブック 『御手洗渓谷』

2014年10月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

10日ばかり前、体調不良だったのがどうにか回復しつつあったので、ごろごろ水を汲みに天川村・洞川に行った記事を書きました。

その帰り、紅葉はまだまだだけど、台風の後で水量が増えているから、御手洗渓谷へ行ってみようと、立ち寄った時の写真をアルバムにしました。

デジブック 『御手洗渓谷』

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い柱列とコスモス揺れる風景

2014年10月18日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 藤原の宮跡の広大な土地に立った時、朱色の柱列が目につきます。

この広い宮跡より更に広いのが当時の都藤原京です。その藤原京の中心施設が、一辺約1kmの中に、大極殿や朝堂院といった国をあげての儀式や政治を行う施設や天皇の住まいである内裏などがあり、現在の皇居と国会議事堂、霞ヶ関の官庁街を合わせた性格を持っていました。

藤原京は、大体大和三山を結んだくらいの広さだと言われています。その中心だった都の跡に立つ時、いつも柱列以外の何も建物の無いこの地に、1300年前からの時間が止まった空間を、一人想像しながら季節の花とともに楽しんでいます。

 

 

  

 

  

いまも発掘調査が行われていますから、当時の建物や道路の跡など、次第に現在に顔を見せてくれることでしょう。

 

 

 

  

この日は風がやや強かったので 秋の爽やかさをまるで歌うように、踊るように風に任せて揺らいでいました。 

 

天の香久山 

 

耳成山 

 

畝傍山 

大和三山に戯れるような、コスモスの花に、今年も出会えることのできた喜びの感謝を込めて、例年とはまた違って祈りに似たような気持ちで大和三山と秋桜をいつまでも眺めていました。少し気弱になっている私を秋桜は見抜いたように、優しく優しく風に吹くままに癒しの雰囲気を作り出してくれました。

 

このすすきの群れを取り巻いて、まだこれから咲く遅咲きの秋桜が、命の背伸びをしているようです。藤原宮跡の秋桜を、まだ楽しむことができそうです。 

 

 4336

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コスモスを愛おしむ

2014年10月16日 | 季節の花

 

 

美しくて 優しくて しなやかで そよ風に 微笑み返す あなた 

 

  

週末の2週 二度も 荒ぶる風に 降りしきる雨に あんなに 痛めつけられたのに

今 あなたは 青空に向かって しゃきっと 立ち上がり 何事もなかったかのように

訪れる人たちを 温かく 迎えてくれる 

その強さに わたしは 大きな感動を 頂きました

 

  

ママと見たコスモスの花は ママの優しさとともに 感受性豊かに 育てられて

きっと 幸せな未来へ

 

 

 

 秋晴れの 風を切って 大阪の自宅から 藤原宮跡の コスモスに 招かれて

しっかりと ペタルを踏んで 元気いっぱいの お嬢さんたち

 

  

コスモスの花のように みんな美しくて 元気で 大阪市内の あちこちの地名を 語ってくれました

サイクリングの楽しさ 藤原宮跡に着いた 達成感が 彼女たちの 表情や 口調に 溢れていました

 

幼子とママ 溌剌としたお嬢さんたち コスモスの花が 私まで 幸せ気分に してくれました

     

   

 

 5813

 

 

 

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉は龍泉寺境内から

2014年10月15日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

洞川温泉の旅館街から、山上川に架かる赤い橋を渡りますと龍泉寺の通りにでます。山上川に架かる赤い橋はいくつかあって、温泉街らしいムードを作っているのが洞川です。

 

  

龍泉寺のある通りが、寺前通りと名付けられて、可愛い行者さんの子供が迎えてくれます。よく見ますと子供の鬼なのか頭に角が生えていました。

 

  

「大峯山八大龍王」の青い提灯が龍泉寺の、土塀に沿ってずっと吊るされていますが、その長いこと、境内敷地の広さを現しています。

 

  

平日のお寺の境内はとても静かです。時々何かの鳥の鳴き声が、本堂裏の山から聞こえてきます。

清らかな水をたたえた池には、境内の木々や石造物が映り込んで、静けさがさらに増してくるように思います。

 

  

鉄の下駄が境内の片隅にでんと鎖に繋がれています。鎖は盗難除けなのでしょうね。この下駄をはいてみる人があるらしく、足の裏の型が黒くついています。どなたかが奉納されたようで文字が彫ってありました。

  

      

 

 

 

境内には沢山の楓がありますが、そのうちの何本かは紅葉が始まっていて、緑の楓とのグラデーションの美しい時でした。

11月になりますともみじ祭りのイベントなどあり、洞川の賑やかな時になります。

ごろごろ水の次回の採取は多分山の紅葉も終わり、洞川にそろそろ初雪が見られる少し前くらいいなりそうです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする