CDラジカセとTVが、同日にダメになる。
TVはスマホが充分に代役を果たすので、今すぐ買ひ換へる必要は感じていないが、CDラジカセは現代手猿樂を“無観客上演”する都合上、ちょっと困る。
もっとも、こちらはDVDデッキが代役に立ってくれるが、ここ數年はCDラジカセがたった一年で必ず故障するので、いささか閉口する。
當代も、音飛びが突如發生してダメになった“先代”の代品として急遽購入に走った物だが、案の定わずか一年足らずでこの有様。
最大手の製品のくせに、ずいぶんとひ弱になった──「消耗品」化したものだと思ふ。
購入した隣町の家電量販店まで、散歩のつもりで持って行く。
保証期間内なので基本無料、但し修理が完了して戻って来るまで、「支那病菌による人員削減の影響により」、ーヶ月は見てほしい云々。
家電量販店に来たのだから、いっそ新品を……、と一瞬思ったが、せっかく無料修理の期間内、それにここで新品を購入しても、どうせ「消耗品」ゆゑに来年またここへ来ることになる──
代役がいないわけでもなし、そのまま修理を依頼して、もと来た道を戻る。
明日はTVの価格調査巡りをしやう──
おかげで、明日の散歩の“樂しみ”ができる。