知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

図書館便り

2013年07月31日 | 英語
The Day of the Triffids (20th Century Rediscoveries)
クリエーター情報なし
Modern Library

 

ジョン・ウィンダムの「トリフィドの日」。

この題名を聞いただけで高校時代の図書館へタイムスリップした気分。1951年に出版された本なので、もう立派な古典ですね。

ブラッドベリーやアシモフと並んでウィンダムも当時のSFファンのヒーローでした(私はミステリー派でしたけど)。

緑色の流星群を世界中がショーのように楽しんだ翌日、その光を見た者は全員失明し、食肉植物のトリフィドが次々に人間を襲い始めるという衝撃的なSF小説です。

半世紀たってもこの衝撃はすごい。というより、今読むと色々なことがあまりにも現実的で逆にもっと怖い。

 

途中ではぐれてしまった仲間を探しに行こうとするシーン。

My apologies for everything to the lady when you find her.

The word was "when", but the tone was "if".

 

when はいつかわわからないけど、そのうち来るだろうという時。

if  はそんなことがもしあれば、という可能性の低さを感じさせる時。

もし、彼女に会ったら、謝っておいて。

使ったことばはwhen だったけど、その響きはif だった(だから、会うことはないかもと思っていたんでしょう)。

これwhen と if の違いがよくわかりますね。

 

コメント
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