知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

クリスティとNHK語学講座

2019年05月21日 | アガサ・クリスティ
 
5つ目の短編"Motive V. Opportunity".

前にブログに書いた時に、この短編に出てきた文を紹介しました。
I have never seen a man more completely wrapped up in a child.
"wrapped up in" は~に夢中になるという意味。

"wrap" がキーワードだった日の「ニュースで英語術」に出てきました。
Yolanda was so wrapped up in the soap opera that when she finally checked on the turkey it was completely black.
ヨランダはそのメロドラマにあまりにも夢中になっていたので、ようやく七面鳥の焼き具合を確認したときには完全に黒く焦げていました。

クリスティとNHKの講座で同じ表現に出会うと、なぜか嬉しい。

とは言え、やっぱりクリスティの小説に出てくる単語は、日常生活では使わないだろうなというのが多いです。クリスティからしかメモしていない単語も多いし。

この短編に出てきた、
cretonne    クレトンさらさ
legerdemain   ごまかし、手品
unctuous   いやに愛想のいい
discursive       散漫な、とりとめのない

なんていう単語は、クリスティ以外でどこかで目にするのを楽しみにしています。

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ミス・マープル登場

2019年05月21日 | アガサ・クリスティ
 
やっぱりミス・マープルのこの雰囲気、好きです。

自分だけが真相を知っている事件を、他のメンバーが推理するという趣向。
元スコットランド・ヤードの警視総監、牧師、弁護士、作家、画家という色々な分野の名士たちに交じって、セント・メアリー・ミードの老婦人、ミス・マープルが全ての謎をあっさり解いていきます。

「牧師館の殺人」がミス・マープルの最初の作品と言われることもありますが、この短編集の前半の作品はそれより数年前に書かれているので、正確にはこの短編集の一番目の話 "The Tuesday Night Club" がミス・マープルの記念すべきデビュー作になるのかなと思います。

紙の本なので目が疲れる。目薬を差してちょっと休憩。



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