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47歳の次期アメリカ大統領が決まったばかりですが、それを記念して(嘘です)大統領ものを見ました。
何度も何度も時間が戻るので、ちょっとくらくらしてきました。
すごい勢いで最後まで一気に見せる、よくできたアクションものだと思います。
お約束のカー・チェイスも出てきます。それもかなりの迫力。
でも、、、
私はカー・チェイスが嫌いです。
せっかくの見せ場だというのに、この間だけは、あああと気が抜けて、早く次の場面にならないかなあと待ってます。
アクション・ファンに怒られそう。
今見終わって、今度は英語の字幕で見始めたんですが、ほお、英語はこんな風に言っていたのねというせりふがありました。
バーンズ(デニス・クエイド)が、窓に怪しい人影を見つけ、同僚のテイラー(マシュー・フォックス)が調べに行くと走り出します。一緒に行こうとするバーンズにテイラーが言ったせりふです。
No, If you're wrong, let me take the heat.
"take the heat"は非難を受ける、責められるという意味。
刑事ドラマなんかで、上司に逆らってかなり無茶な行動をした部下が「覚悟はできてます!」という感じで、使ったり、
頼りになる上司が「心配するな、責めは俺が負う」なーんてな感じでも使われていたような気がします。
映画の中では、先輩のバーンズが間違っていた時の場合を考えて、自分が行くと気を使っている感じですよね。
あれえ、でも日本語の字幕の時はちょっと違う印象だったような。
日本語の字幕は
「君の勘違いだと困る」でした。
これだと何かまずいことになると嫌だなという風に取れます。
じゃあ、日本語の吹き替えは。
「お前の勘違いだとまずいだろう」
こちらはtake the heatの感じが伝わりました。
最後の「だろう」がつくだけで、微妙に雰囲気が変わるものなんですね。
take the heatですが、私の大好きなドラマWithout the Trace(ばっちもんがらさんは見ています?)で、よく上司のジャックが部下たちにI'll take the heatっぽいセリフ言っています。
カーチェイスがなくても脚本がしっかりしていれば面白いアクション映画は作れるはず。私も基本的にアクションものは苦手ですが、「ダイ・ハード」や「スピード」のような傑作もあるので油断は禁物。
あっ、そうです。take the heatの頼れる上司バージョンはジャックが言っていたような気がします。もしかしたら部下バージョンはマーティンのせりふだったかも。
やっぱり同じドラマ見てますね^^