Murder at the Vicarage (Miss Marple) Signet このアイテムの詳細を見る |
私の持っているDELL版のペーパー・バックは古本屋で買ったものです。
今回本棚から取り出したら、ページがはずれて三つに分解してしまいました。
新しいのを買うか。
"The Murder at the Vicarage"は初めてミス・マープルが登場する記念すべき作品です。
後の作品と比べると、いかにも「せんさく好きの、おしゃべりばあさん」という風に描かれています。
ミス・マープルに事件の話を聞いた後に、警察のメルチェットがうんざりしたようにこう言います。
I really believe that wizened-up old maid thinks she knows everything there is to know.
"wizen"はしわくちゃの、干からびたという意味。
これもラジオ講座で出てきてるんですねえ。当然おぼえてませんでしたが。
ちなみに2006年2月27日、28日放送分の「英会話上級」でした。
登場人物の一人ミス・クラムのヘアスタイルが、
"golden shingled head"となってました。
モンゴメリーの"The Blue Castle"にも出てきて、ブログに書いたばかり。
1920年代から30年代にかけて流行したショート・ヘアということなので、クリスティのこの「牧師館の殺人」が1930年の作ですからまさにぴったり。
wizen と聞くと干しブドウを思い出します。
wizen と レーズンで韻を踏んでいるからかな?
と思います。
とはいえ、最初は wizen を見てもピンと来なくて、wise の動詞バージョンなんて思ってしまったんですけどね。
テヘ。
ばっちもんがらさんに刺激を受けて、先日図書館からクリスティのペーパーバック借りてきました。もっとも、ポアロ物Cards on the Tableなんですけど。ミステリーは楽しいけど、読者を混乱させるためもあって、登場人物が多すぎる。日本の文庫本のように、ペーパーバックにも登場人物一覧を作ってほしいです…
Googleの検索ってよく行くサイトが上位になるんですね。ということで何かフレーズを検索しているとたいていラジ子さんのブログにたどり着きます。
その後"Contract Bridge for Beginners"なんていう本を買ってしまいましたよ。←凝り性。
私の知り合いも海外のミステリーは登場人物が覚えられないから苦手と言ってました。