Midnight Bayou | |
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Jove |
タイトルに惹かれて、図書館から借りてきました。
bayou (バイユー)っていうことば、南部の香りたっぷりで、好きなんです。ロマンス小説は久しぶり。
幽霊が出ると人々が噂する南部の屋敷を買い取り、修復を始めたボストンの元弁護士、デクラン。
その屋敷に移り住んだ日から、現れるゴースト。
その屋敷では、100年前、ある悲劇が起きていた。
とこんな設定です。
100年前の南部の屋敷で起こった悲劇から始まるこの話、おどろおどろしい雰囲気でひゃあ、面白いと思ったんですが、話が現代に移ったらちょっとトーンダウンしてしまいました。
ボストンの名家の元弁護士のデクラン。100年前の悲劇のヒロインの末裔の、リーナ。
ハンサムで、金持ちで、やることなすことスマートなデクランにちょっとでき過ぎじゃないのこれと、突っ込みをいれたくなってきました。
こんなこと言ってたらロマンス小説は読めないか。
でも、100年前の悲劇が、どういう結末を迎えるのか気になるのでやっぱり最後まで読んでみます。
冒頭に出てきたこんな文章。
Cloaked by them, a whisper in the marsh grass or rushes, in the tangled trap of kudzu, meant life, or fresh death.
kudzu って変わった綴りの単語だなあと思ったらこれ、
葛のことでした。日本語だった。
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