知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

ミシン目を切り離す

2017年02月15日 | 英語
Summer of the Woods (The Virginia Mysteries Book 1) (English Edition)
クリエーター情報なし
MyBoys3 Press

男の子が主役の冒険もの、好きなんですよねー。これは最近無料でダウンロードした児童書の中では一番よかったかなと思います。有料になる前に児童書ファンはクリック。

 

この本が面白かったと思った人なら、ぜひこれもお薦めします。

Minnow on the Say
クリエーター情報なし
Oxford University Press

 

このブログでも前に紹介したことがありますが、フィリパ・ピアスの"Minnow on the Say"。

ある夏休み、アダムとデイビッド二人の少年がアダムの祖先がどこかに隠したはずの宝を探し出すという物語。

もちろん少年の冒険物語なんですが、一番印象に残るのは少年がカヌーを漕ぐ「セイ川」。ピアスの文章はこのセイ川から吹いてくる川風が自分の頬に当たるような臨場感を感じさせます。

ピアスの代表作"Tom's Midnight Garden" は最初から印象的な作品でしたが、"Minnow on the Say"は読むたびにどんどん好きになるというタイプ。

 

 

今日の「ニュースで英会話」の復習。

「宇宙ごみ除去実験を中断」 Space Debris Test Supended  というニュース

The cargo ship, Kounotori 6, failed to release wires as planned after detaching from the International Space Station on Saturday.

この(宇宙)輸送船こうのとり6号機は、国際宇宙ステーションから土曜日に分離したあと、計画どおりにワイヤー(電線)を打ち出すことに失敗しました。

キーワードは"detach"

大きなものに、それよりも小さなものを取り付けるのがattachで、それを逆に「取り外す、分離する」のがdetach という説明でした。でもこのdetach を使った例文はちょっと違った使い方。

My dog, though not unfriendly, is somewhat detached.

私の犬は、不愛想ではないけれども、超然としたところがある。

 

detachedは「(心理的に)分離された状態な、疎遠な、(態度などが)超然とした、無関心な、(見解などが)私情をはさまない」第三者的に公平な、孤立した、(家が)一戸建ての」という意味を持つ形容詞。

ほー、そうか、なんて思っていたら例によって、いっぱいメモしていた。

 

detach at perforation for juror badge  (ニューオーリンズ・トライアル)

これは陪審員召喚状に書いてあった文章。perforation はミシン目。ミシン目から切り離ってことですね。


As a critic I am supposed to be detached, but director Paul Faig is scared for his new movie, and honestly, I am too. (TIME)

これは評論家として「私情をはさなまい、公平な」の意味。

detach, detached, detachable 合わせて、10個もメモしていた!

ほー、そうかとか、言ってる場合じゃないね。

 

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2 コメント

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Unknown (Lily)
2017-02-16 00:21:17
perforationどこかで出会ったような(;^_^A

detachedは物理的に何かを切り離すこと以外にも使えるんですね。aloofともちょっと違うのかな??

Summer of the Woodsはダウンロードしてあるのでそのうちに読みたいです。読みたいものがたくさんあって追いつかないのが悲しい。

ピアス氏の本は読んだことがないです。冒険ものだと情景描写があってそこがちゃんと読めないと臨場感も味わえないですね。The Mystery of Smugglers Coveは私でも比較的情景を思い浮かべやすかったです。

ニュースで英会話も月初めには頑張ってチェックしてみるのですが、やはりニュースそのものに苦手な分野が少なくなくて日本語を読んでも頭に入らない時があります。でも日本の話題が英語でどう伝えられているか知る意味でも語彙だけでも確認するべきですね。
4月から高校生からはじめる「現代英語」というラジオ講座が週2回放送されるんですね。ラジオ英会話と実践ビジネスにくっつけて放送してくれると聞きやすいのですが、忘れそうな時間帯です。

ばっちもんがらさんは爬虫類や両生類がお好きなんですね。私も一般的に女性は嫌がって見ただけで怖がる人もいますが、比較的平気ですね。弟がいるせいか昆虫もずいぶん捕まえましたし。サラマンダーを飼っていた先生とは「イモリを捕まえたのよ」という話でも盛り上がったので、そういう話が出来る人がいなくなり残念です。ナショナルジオグラフィーのサイトを見たら生き物の生態に関する英語に強くなるでしょうか。
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Lilyさん、 (ばっちもんがら)
2017-02-18 22:57:35
すぐに周りに影響されるタイプなので、このdetached という雰囲気憧れます。aloof は憧れないから、そう考えると意味は違うってことでしょうか。

ピアスの文章って好きなんですよねー。機会があったらぜひ読んでみて下さい。

私もニュースで英会話の内容は話題によって、理解度が全然違うなあとよく思います。

そろそろ4月からの講座の情報が聞こえてきますね。「現代英語」気になります。

蛇とかカエルとか触るのはダメですが、見てるだけなからOKです。NGまた図書館から2冊借りてきました。楽しみです。
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