テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

テディちゃの外歩き・強風後には?

2007-05-11 22:42:33 | 花雑記
 おやテディちゃ、お散歩ですか。

「そでスよ。でも、へんでスね。
 こないだはタンポポ、いっぱいあったのでス。
 きょうはなくなっちゃったでスよ」

 タンポポは綿毛になっちゃいましたよ。
 しかも昨日午後、関東は強風と雷、雨の乱れ打ち。
 今日も北風ががんがん吹いて
 綿毛はみんな飛んでいってしまいました。
 野原にはかろうじて白いシロツメクサと、
 ピンク色の小さな花が咲いています。
 近所の家のつるばらなんて、
 ほとんど花がなくなって、可哀想なくらいです。

「ボクはおへそがなくかるかとおもったでスよぅ
 カミナリさま、こわいでス」

 あの雷パワーで発電や蓄電できたらねえ……
 乾電池一億本が充電OKかと思うんだけど。
 エコになるのになぁ。

「えすえふのせかいでスね」

 
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どうぶつ本をさがせ!の巻。

2007-05-11 22:16:01 | ブックス
「どうぶつのほんをさがせ、ってナニでスか、ネーさ」

 昨日ご紹介したG・ダレルの《虫とけものと家族たち》では
 動物たちが人間以上の活躍を見せてくれました。
 そこで今日も、動物が出てくる本を探索しよう!という次第です。


      ―― 月夜のバス ――

 
 ジャンル的には、絵本、です。
 杉みき子さんの作品集〈小さな街の風景〉の中の一篇に
 黒井健さんが画を描き、絵本化したものだそうです。

 とても平易な、辞書などなくても、
 誰にでも分かる言葉ですのに、
 文章はまるで宝石のように光り輝いています。

 海沿いの、夜の道を、急ぎ歩く一人の少年。
 たぶん、家に帰る途中なのでしょう。
 国道の横断歩道で信号が変わるのを待ちながら、
 目にするのは
 不思議な
 幻のような
 月夜のバス。

 黒井健さんの絵が美しいのです。
 さながら、青の世界。
 月の光に照らされる夜の海、
 さみしい歩道と、
 遠くの灯台の光と、
 行き交う車のヘッドライトも、
 生き生きと鮮やかに描かれています。
 音や、潮の香りまでしてくるようです。

 この本の、どこに、どんな動物が出てくるのか、
 それは本屋さんで確かめてみて下さい。
 あっ!
 と驚く……かもしれません。
 そうかあ~
 とニヤリとするのかもしれません。
 それは、見てのお楽しみ。

「みるまでナイショ、ナイショ、でスね」

 内緒です。
 
 
 
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