テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

旅をするなら。

2007-05-15 23:00:23 | ブックス
 なんですか、テディちゃ、その格好は。
 お行儀が悪うござんすよ。

「ひょうしの、ひとの、まね、でスよーぅ」

 うーむ、ちょっと変わった読感の一冊でしたね。


        ―― やせる旅 ――

 
 ’07年3月、筑摩書房刊、著者は都築響一さんです。
 表題のやせる旅とは、
 〈きつい旅の挙句、やせた〉
 ではなく、
 〈やせることを目的とした旅〉
 を意味しています。
 
 なんと不純な?動機でしょうか。
 なんと贅沢な旅でしょうか。
 ハンガリーの温泉湖、ハワイでスパ……いいなあ、
 羨ましいなあ、と思ってしまうのは私だけでしょうか。

「おんせん……いいでスね♪」

 これは全日空の機内誌に連載されていたものだそうです。
 旅心を刺激する、
 一見贅沢なようでいて、
 実はやっぱり本当の本当に贅沢な企画なんだ、と納得です。
 
 読む人は皆、無茶するなぁと笑いながら、でも心のどこかで、
 『やってみたい、こんな旅……』
 そう思っちゃう訳です。

「ニクいえんしゅつでスねぇ」

 苦労して撮った、という取材写真がきれいでした。
 ハンガリーの温泉湖に咲く睡蓮、
 ブータンの空……
 幻想的で、ちょっと忘れがたい光景です。
 
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へびいちご、のち豪雷雨。

2007-05-15 22:11:43 | 花雑記
「あー、へびいちごでスよ、ネーさ。おいしそ♪」

 食べちゃ駄目です!と私は小さい頃に教わりました。
 以来、教えを守っております。
 食べられなくてもきゃわゆいわ、健気だわ、と
 この写真を撮ったのは午前中でしたが、
 その後 東京周辺では……。

「すごーいへんなてんき、だったでスよ」

 ええ、天候が急変、俄かに黒い雲が湧き、でしたね。

「ひょうがふったのでス!」

 はい、雹が降りましたが、怖いほどでした。
 屋根に穴があくか、車がぼこぼこになるかと思いました。
 直径2cmもある雹粒が、どかどかばこん、ごつごつ、と。
 屋外にいたら怪我をしていたかもしれません。

「びびったのでスよぅ……」

 2,3時間して雨も止み、外へ出てみました。
 今が盛りのバラの花、そしてへびいちごちゃんは
 雹の乱打を浴びてどうなったかなあ、と心配しつつ……
 そうしたら。

「どうなってたでスか?」

 無事、のようでした。
 赤いまま、元気でしたよ。
 潰れてもいなかったし。

「わおぅ。ぱわふるでスね」

 パワフルです。さすがです。
 野生は強いですね。

 

 
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