テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

雑誌であって雑誌でない?

2007-05-23 23:10:17 | ブックス
 雑誌、に分類されるのでしょうけど、雑誌ではない……
 そんな不思議な雑誌のご紹介でございます。

「ふあー? ネーさ、いみふめいでスよぉ?」

 これはね、伊勢丹でバレンタインフェアの折に
 いただいたものなのです。
 フェアのスポンサーになっていた
 エール・フランス航空の《機内誌》、でございますね。

「きないし~? じゃ、おタダなの?」

 無料で配布されるものだからといって
 侮ってはいけません。
 これ、秀逸な出来なのですよ。
 特集〈パリ ミュゼの王国〉は、
 ファッション誌で見かけるパリのアート情報にも劣らない、
 一流の旅ガイトに仕上がっています。
 とても楽しくて、お勉強にもなります。
 そのあたりのセンスは、さすが、おフランス。
 フランスだけでなく、
 オランダのユトレヒトにあるディック・ブルーナ・ハウスも
 第2特集で紹介しているのが好印象度数をぐんと高めます。

「わ。テディちゃはね、ぶるーなちゃん、すきでスよお」

 ヨーロッパ関連の大きなイベントやフェア会場では
 各国の観光局がデスクを開設していることもあります。
 国や州、市が発行するガイドマップなど貰えちゃうのは
 たいへんオトク気分、大歓迎♪
 遠慮は無用、好機を逃さず、がばがばがばーっと
 パンフレットをわしづかみにしちゃえー!

「おこられないのでスか、そんなことして~?」
 
 怒られませんよ。
 観光局のおにーさんおねえさんとお話しして、
 それもまた楽しかったり。
 イベントの醍醐味ですね。
 外国ものだけじゃなく、北海道、京都、信州のフェアでも
 しっかりと目を光らせましょう。
 以前にいただいた帯広の街マップは
 素敵でしたよ……。

「おびひろ??」

 帯広には美味しいお菓子やさんが何軒もあるのです!
 スイーツ天国です!

「ふー。そんなことだろうとおもったでスよ……」

 
 

 
 
 
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大収穫、になるでしょうか?

2007-05-23 20:52:24 | ブックス
「きゃー、こわいッ、くずれるでスっ!」

 別に崩れやしませんよ、テディちゃ。
 大袈裟でございますね。

「だってー。こんなにたくさんの、ほん……」

 借りてきたのでーす、図書館から。
 リクエストしていた本が、何故か一緒のタイミングで
 どどどッと届きました。
 カウンターで貸し出し手続きをして、
 いざ!と抱え上げたら、おお~ずっしり重たいこと。
 持って帰るのがひと苦労でしたけど、
 ああ嬉しいわん、面白そうな本が山盛り、なんて。

「かつじちゅーどく、でスねぇ」

 はい。活字大好き人間です。
 一冊ずつ、読み終えるごとにご紹介してゆこうと思ってます。

 テディちゃの後ろにある、恩田陸さん著
 『中庭の出来事』は、本日読み終えました。
 不思議な、ミステリなのかそうでないのか、
 境(あわい)の上で揺れているような物語でした……。
 演劇に詳しくない私には、脚本仕立てのパートが新鮮で、
 妙に濃ゆい味に感じられます。
 恩田さんらしく?凝った仕掛けがあっちにもこっちにも……。
 う。いけない、これ以上言うとネタばらしになりかねません。

「ダメダメ、いったらダメでスよう」

 本紹介の難しいところは、そこねぇ。
 どこまで言っていいのか悪いのか、
 失礼にならないよう気をつけなくちゃ。

「ヒミツ、ヒミツでスよん」

 そうですね。
 秘密は、やはり読み手さんが解き明かさなくては。
 
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