テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

パイレーツではなくパイラット?

2007-05-20 22:55:43 | ブックス
 プレミアを日本でやるためJ・Dが来ると、いま話題ですね。
 CMもばんばん流れています。

「きゃいぞく、ですね。ネーさ」

 海賊です。
 でも英語の発音だとパイレーツではなく、
 パイラット、という音の方に近くなるらしいです。
 複数形だと、パイラッツ、なのかな。
 詳しくは、

    
      ―― 図説 海賊 ――


 この本に書いてあります。河出書房新社より刊行、
 〈ふくろうの本〉シリーズの一冊です。
 図版、写真、肖像画が多く、分かり易くて楽しめました。
 えっ?と驚いたのが海賊の歴史の長さ。
 紀元前13世紀末に溯る、って……紀元前? 前なの?
 ローマ帝国が海賊に悩まされた、というのは知ってましたが、
 それよりも遥か昔から海賊が地中海を席捲していたとは。
 不勉強でございました……。

「テディちゃがしってるのはね、くろひげげーむ!」

 あれは玩具の黒髭くんでしょ。
 本物の海賊は恐ろしく、残忍そのもの。
 あまりお友達になりたいタイプじゃございません。

「そうなのでスか? えいがとはちがうのでスね……」

 それにね、
 海賊って政治や経済と切り離せない存在だとも考えられます。
 イスラムや、スペイン、エリザベス朝イギリス、カリブ……
 鉄道が整備され、自動車が発明されるより前に
 大量の物資運搬を担っていたのが、海上輸送、つまり船。
 荷を満載した船を何隻も掠奪するということは
 国家予算単位の損失にも成り得るのでしょう。

「え? えーと、えーと?」
 
 国が傾いちゃうぐらいの損失、ですもの。
 ならば……もしかしたら、海賊って、現代の我々が想像するより、
 ずーっと稼いでいたのではないか。
 すっごくすっごくお金を持ってたのじゃないか、と。

「おかねもち、だったのでスか」

 沈没した海賊船の引き揚げや、
 トレジャーハンターなんてお仕事が成り立つのは
 きっとそのためなんだわ。
 どこかに金貨が、財宝が、今も眠っている……
 ざくざく、と……。

「……なんか、こわいでス……」

 

 
 
 

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あおぞら~♪

2007-05-20 20:06:13 | くま
「ふぁひゃ、よいてんきでス!」

 そうですね、テディちゃ。
 本日、朝の東京多摩地方は雲ひとつない青空でございます。
 画像では、電線がやや邪魔ですけれど。

「とんびも、ぴひょろ、とないていまスよ」

 とんびの声を聞くのは久しぶりでした。
 悪くありませんね。
 この辺りは最近、鴉が多くてうんざりです。
 鴨や燕が、鴉に追われて減ってしまったみたい、と
 心配しているのですが、
 とんびは、どうかな?
 害鳥なのかな?
 鎌倉近くの海岸では、
 とんびによる害も出ているそうですが……。

「こんな、きれいなおそらににあうのは、はくちょう……」

 白鳥?
 あれは冬のもので……あ、でも皇居のお濠に白鳥いたなぁ。

「ちょうちょ、とか。
 ひばり、もいいでスね」

 雲雀だね。雲雀にしとこう。
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする