100? 100なのかしらん?
この分類未詳・正体不明の雑記ブログが
今回でどうやら第100回……?
「100なのでスかッ、ネーさ?」
我ながらよくぞここまでアホばっかり……
ともかくも、続けることが出来ました。
これもひとえに読んで下さった方々のおかげです。
「ありがとうでス!!」
で、記念すべき100回目、何をご紹介すべきか
迷いに迷いました。
100回にぴったりの本は?
先日ご紹介したジェラルド・ダレルさん、
画集か、いや、それともコミックでゆくか……。
でも、これに決めました。
―― かくてアドニスは殺された ――
私の、本当の本当に大好きな作品でございます。
ハヤカワポケットミステリ、
著者は英国人女性サラ・コードウェルさん。
英国ミステリの何たるか、知性とは、ユーモアとは、
洒落っ気とはどんなものなのかを、
これでもか、どんなもんだいッ、とばかり
最初から最後まで見せつけてくれます。
基本はいわゆる〈安楽椅子探偵〉もの。
けれど、描かれているのはその枠に収まりきらない世界です。
一見、これは有り得ないでしょ、というような設定を
登場人物たちはぐいぐい引っ張り、色彩も豊かに彫り上げ、
気付かなかった深みに光を当ててゆきます。
やがて織り上げられたタペストリのなんと美しいこと。
テイマー教授の名推理に、
読むものは満足し切って頁を閉じるのです。
ただひとつ、悲しいことがあるとすれば、
作者のコードウェルさんの早逝です。
もっともっと、教授と仲間たちの物語を読みたかったと
心から思うのです。
いえ、100回を涙でしめくくるのは止めましょう。
コードウェルさんはこの作品の続編を数作品、
書いて下さいました。
そちらもまた愉しくも素晴らしいお話ですので、
いずれご紹介したいと企んでおります。
「101回に?でスか?」
101回は、うーん、何にしようかなあ。
うーん、うーん……。
頑張って考えなくちゃ。
「がんばって、200回をめざすのでスよ!」
そうしましょ、テディちゃ。
では、明日からもよろしくお願いいたします!
この分類未詳・正体不明の雑記ブログが
今回でどうやら第100回……?
「100なのでスかッ、ネーさ?」
我ながらよくぞここまでアホばっかり……
ともかくも、続けることが出来ました。
これもひとえに読んで下さった方々のおかげです。
「ありがとうでス!!」
で、記念すべき100回目、何をご紹介すべきか
迷いに迷いました。
100回にぴったりの本は?
先日ご紹介したジェラルド・ダレルさん、
画集か、いや、それともコミックでゆくか……。
でも、これに決めました。
―― かくてアドニスは殺された ――
私の、本当の本当に大好きな作品でございます。
ハヤカワポケットミステリ、
著者は英国人女性サラ・コードウェルさん。
英国ミステリの何たるか、知性とは、ユーモアとは、
洒落っ気とはどんなものなのかを、
これでもか、どんなもんだいッ、とばかり
最初から最後まで見せつけてくれます。
基本はいわゆる〈安楽椅子探偵〉もの。
けれど、描かれているのはその枠に収まりきらない世界です。
一見、これは有り得ないでしょ、というような設定を
登場人物たちはぐいぐい引っ張り、色彩も豊かに彫り上げ、
気付かなかった深みに光を当ててゆきます。
やがて織り上げられたタペストリのなんと美しいこと。
テイマー教授の名推理に、
読むものは満足し切って頁を閉じるのです。
ただひとつ、悲しいことがあるとすれば、
作者のコードウェルさんの早逝です。
もっともっと、教授と仲間たちの物語を読みたかったと
心から思うのです。
いえ、100回を涙でしめくくるのは止めましょう。
コードウェルさんはこの作品の続編を数作品、
書いて下さいました。
そちらもまた愉しくも素晴らしいお話ですので、
いずれご紹介したいと企んでおります。
「101回に?でスか?」
101回は、うーん、何にしようかなあ。
うーん、うーん……。
頑張って考えなくちゃ。
「がんばって、200回をめざすのでスよ!」
そうしましょ、テディちゃ。
では、明日からもよろしくお願いいたします!