テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

100?100なのでしょうか?

2007-05-25 23:18:21 | ブックス
 100? 100なのかしらん?
 この分類未詳・正体不明の雑記ブログが
 今回でどうやら第100回……?

「100なのでスかッ、ネーさ?」

 我ながらよくぞここまでアホばっかり……
 ともかくも、続けることが出来ました。
 これもひとえに読んで下さった方々のおかげです。

「ありがとうでス!!」

 で、記念すべき100回目、何をご紹介すべきか
 迷いに迷いました。
 100回にぴったりの本は?
 先日ご紹介したジェラルド・ダレルさん、
 画集か、いや、それともコミックでゆくか……。
 でも、これに決めました。

   
   ―― かくてアドニスは殺された ――


 私の、本当の本当に大好きな作品でございます。
 ハヤカワポケットミステリ、
 著者は英国人女性サラ・コードウェルさん。
 英国ミステリの何たるか、知性とは、ユーモアとは、
 洒落っ気とはどんなものなのかを、
 これでもか、どんなもんだいッ、とばかり
 最初から最後まで見せつけてくれます。
 基本はいわゆる〈安楽椅子探偵〉もの。
 けれど、描かれているのはその枠に収まりきらない世界です。
 一見、これは有り得ないでしょ、というような設定を
 登場人物たちはぐいぐい引っ張り、色彩も豊かに彫り上げ、
 気付かなかった深みに光を当ててゆきます。
 やがて織り上げられたタペストリのなんと美しいこと。
 テイマー教授の名推理に、
 読むものは満足し切って頁を閉じるのです。

 ただひとつ、悲しいことがあるとすれば、
 作者のコードウェルさんの早逝です。
 もっともっと、教授と仲間たちの物語を読みたかったと
 心から思うのです。

 いえ、100回を涙でしめくくるのは止めましょう。
 コードウェルさんはこの作品の続編を数作品、
 書いて下さいました。
 そちらもまた愉しくも素晴らしいお話ですので、
 いずれご紹介したいと企んでおります。

「101回に?でスか?」

 101回は、うーん、何にしようかなあ。
 うーん、うーん……。
 頑張って考えなくちゃ。

「がんばって、200回をめざすのでスよ!」
 
 そうしましょ、テディちゃ。
 では、明日からもよろしくお願いいたします!
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜サクラのシーズンは。

2007-05-25 22:10:08 | 美味
 超SALEでゲッチュ、したのでございます。
 おなじみチロルチョコの時期限定ものです。
 花見シーズンも終わり、ってことで安くなってたのかな。

「ふっふっふっ、わかっていませんでスね」

 おやテディちゃ、なんのこと?

「テディちゃはね、しっているのでスよぅ」

 だから何を?

「おはなはね、おわっていないのでスよ。
 ずっとずっと、きたのほう、
 ほっかいどうでは、
 まだ、さくらがさいてるとこもあるのでス!」

 日本は細長い国だからね~そういうこともあるかもね~。
 品種によっては5月がピーク、なんて例もあります。

 ここ八王子には高尾山があります。
 高尾山麓の《多摩森林科学園》では
 日本中から何十種もの桜を集めて、栽培しています。
 ソメイヨシノだけが桜じゃございません。
 黄色の桜。
 緑の桜。
 赤や、濃いピンク。
 八重咲き、一重咲き。
 枝垂れ桜、ヤマザクラ。
 開花時期は2月から5月中旬まで。
 冬桜は10月に咲くのだそうです。
 花ごとの、開花期間の長さや、
 国土の幅広さ、気候のずれ……
 そこらへんを考え合わせてみると、
 日本のどこかで、代わる代わる、
 いっつも桜さんたちは咲いているのだと
 結論できなくもありませんね。

「でしょ、でショ?」

 では、花見気分でおだんごチョコを食してみましょうか。

「おやつ、オヤツ~♪」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする