テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

秋の新作お菓子に突進!其の…8…?

2007-10-10 22:25:41 | 美味
「おやン?
 これはッ! じけん、でスッ!
 あまいものだいすきなネーさがァ、
 おかしをまえにィ、ふきげん、でスよ!」

 うーむ。むむむ。

「あのゥ、ネーさ、どしたでスか?
 おかし、おいしくなかったでスか」

 そこがねえ、微妙なところなのよ、テディちゃ。
 不味い、というのじゃないのです。
 でも、ことごとくツボを外してるって、どういうこと?

「はあァ?」

 御覧の通り、新作お菓子を買ってみましたの。
 《ショコレア》という製品の、キャラメル味版です。
 小さなソフトタイプのクッキーで、
 キャラメル入りクッキー生地に、
 センターにはキャラメルのガナッシュ、
 クッキーの外側をチョコレートでコーティング
 ――って聞くと、すごく美味しそうじゃなぁい?

「おいしそでスゥ~♪」

 ……でもね、現実って厳しいものなのよ。

「……ふァ」

 クッキーはサイズが小さ過ぎて、
 キャラメルの味や香りを愉しむ前、
 何が何だか分からないうちに、お口を通り過ぎちゃうんです。
 コーティングのチョコレートは、
 触った途端に解け始めて、指先がチョコまみれ。
 た、食べにくい……。

「あッ、ほんとだッ、べたべたでスよゥ」

 この際、言っちゃいましょう。
 改善が必要です!
 お味は変えなくていいわ。
 クッキーの形状を変えましょう!
 フィンガーフード風に、
 丸い形ではなく、
 細長い形にすべきだと思います。
 そして、チョコのコーティングは、上面だけにする。
 そうすれば、少なくとも現在よりは食べやすくなるでしょ。
 
「そ、そでスか。
 おかしにはァ、きびしィネーさ、なのでスね」

 
 

 

 
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トウキョー《乙女》教則本♪

2007-10-10 13:37:17 | ブックス
 秋深まる今日此の頃ににぴったりの御本をみつけました。
 本日の御紹介は、こちらにしましょ。



           ―― 乙女の東京 ――


 
 著者は、甲斐みのりさん、’07年7月に発行されました。
 副題に『洋菓子・和菓子店、ホテル・旅館、美術館・博物館、
 雑貨・化粧品…乙女心の東京案内』とあります。

 甲斐さんの御作は以前にも当ブログで御紹介しましたね。
 憶えていますか、テディちゃ?

「おぼえてるでスよ、ネーさのすきなァ、きょーとの、ほんッ!」

 そうです、『乙女の京都』でしたね。
 こちらの御本は、姉妹作/東京編、でしょうか。
 甲斐さんの文章、
 そしてもちろん、東京のどの場所・お店等を取り上げるか、
 そのセンスは本当にすてきで感心頻りです。
 また、今回は写真がすばらしいのです。
 独特の、アナログっぽい仕上がり……可愛いですね!
 どうやって撮ったのかなあ?
 カメラ(レンズ?)が違うのか、
 加工してあるのか??
 なんてことない東京の緑や乗り物が、輝いて見えます!
 すごい!
 カメラマンさんの御名前は、加藤新作さん。
 憶えておかなくちゃ。

「テディちゃはァ、おかしのぺーじのォ、しゃしん、すきでスゥ」

 そちらのカメラマンは、川島小鳥さん。
 洋菓子と、おしゃれ小物の写真ページにグッと来ます。
 お財布の紐も、つい緩みそう……。

 散歩には最適の季節といえる10月、
 この御本を小脇に抱え、町や公園をぶらつくのは楽しそうです。
 いいなあ、お出かけしたいなあ♪

「ばらのあいす、きゃわゆいでス~♪」

 旧古川庭園の紹介ページに掲載の、バラのアイスクリームね?
 北区西ヶ原、ですか。行ってみたいわね。

「ネーさは、おすすめェ、ないのでスか?」

 うーん、この御本には載っていない御奨めの場所、というと……
 国立近代美術館の工芸館なんてどうでしょう?
 東京国立近代美術館の分館で、近代美術館からは歩いて5~6分。
 旧近衛師団司令部庁舎だったという、
 クラシックな洋館建築なのです。
 陶磁器の展示や、人形展などにはこの館が使用されるんですけど、
 一見の価値はある建物ですから、
 展示品と併せて楽しめば一石二鳥ですね。

 さあでは、歩きやすい靴を履いて、
 気の向くまま、
 東京巡りに出発!しましょう!

「えい、えい、おォー!」
 
 
 
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