テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ハロウィンのお菓子パン♪

2007-10-25 22:22:09 | 美味
 こんばんは、
 映画『自虐の詩』TVCMで流れてる音楽が
 何故か気になってしようがないネーさです。

「こばわんッ!
 なかいくんのちょんまげのしくみ、しりたァい、テディちゃでスッ」
 
 ハロウィンが近付いて、お菓子類がどんどこ、
 ケーキ、パンなども、お店でわんさか、売られていますね。
 今日はこんな菓子パンを見つけて、
 つい買っちゃいました。

「あま~い、ぱんッ!」

 そうですよ、テディちゃ。
 パンプキンパン、ですって。
 実にストレートなネーミングですね。

「おき~いでス!」

 割とボリュームがありますが、さて、お味はいかがでしょう。
 いただきまーす♪

「いただきまスでスよッ♪」

 柔らか系のパン生地を台に、
 トップにはケーキ風のしっとり生地、
 カボチャの種もちらほらと散らされて。
 パンの中には、カボチャあん、
 そしてホイップクリーム……。

「あんまい~♪おいしッ♪」

 甘いパンが好み、という人には喜ばれそうですね。
 甘いの苦手、カボチャも苦手、な人にはヘヴィかな~?

 パンプキンパイをオヤツパン風にアレンジ、
 そんな感じでしょうか。

「まんぷくゥ♪まんぞくゥ♪」

 ホイップクリームが美味しゅうございました♪
 御馳走様でした。

「テディちゃ、はろうぃん、すきでスッ」

 ハロウィンの御菓子が好き、なんでしょ。
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表紙ほど、甘くない!ミステリ本。

2007-10-25 13:45:02 | ブックス
 かわいい表紙イラストは坂田靖子さん、
 ノベルズだし、この題名のつけ方……お子さま向け?
 そう思ってしまいがちな御本なのですが。

「ちがうのでスか、ネーさ?」

 読めばすぐ、おや、と感じる筈なのですよ、テディちゃ。
 本日ご紹介しますこの御本、大甘な第一印象を裏切って、
 《硬派》なんです。



           ―― 警視庁幽霊係 ――


 
 著者は天野頌子さん、’05年10月発行の作品です。
 
「ゆうれいッて……ゆうれいッてェ……まさか、でスかッ」

 そのまさかですよ、テディちゃ。
 警察官の柏木くんは、どうしたわけでか、
 幽霊が見えてしまう体質。
 一般の警官にはないその能力を買われ、
 警視庁の特殊捜査室にて頑張っているのです。
 
 何をどうガンバるかというと、
 幽霊となった事件の被害者からの事情聴取って、
 そりゃあもうたいへん、なもので。

「ぴぎィッ、こわいでスゥッ!!」

 柏木くんもね、嬉しくはないのです。
 きりきりと、胃が痛みます。
 なのに、あちらの現場、こちらの現場と走り回され、
    犯人を見ましたか?
    誰があなたを突き落としたんです?
 なんて幽霊とお話しなくちゃならない。
 本気で辞職を考えてしまうのも無理はありませんね。

 『柏木さんの守護天使』を自称する、
 かわいい女子高生幽霊の結花ちゃん。
 やたらと家族思いの、
 柏木くんの能力を頼りにする友人の刑事さん。
 事件解決にオカルト的手段を用いるのを好まない管理官さん。
 外見はエレガントな上司も、どこかズレているような……。
 柏木くんを取り巻く人間模様は、多難なイバラの道、
 いえいえ、多彩です。

「かわいそ、でスねェ」

 可哀想で、かつコミカルな表層ではあっても、
 ミステリの骨格は確固としている作品です。
 わたしが好きなのは本格物よ!というミステリファンも
 充分に楽しめますよ♪
 
 ここでは連作短編5話が語られていますが、
 シリーズ2作目、3作目と続巻も出ています。
 ぜひ読んで、胃弱の柏木くんに温かい応援の手を!
 
「がんばしてねッ、けいじのおにいさンッ!」
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