テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

天使さま捜索/どっこい♪まだまだ続いてる?

2007-10-22 22:07:54 | えんぜる
「うぽぽォ~ィ♪ らきィでス、らきィなのでス~♪」

 はいはい、ラッキーでハッピーで、テディちゃは御目出度いですことね。
 
「えんぜる! えんぜるでスよッ、ネーさ!」

 黄金のキョロちゃんをゲットした後も、
 地道にチョコボール買いは続行していたのよね。
 でも、ここのところエンゼルちゃんとはお目にかかれなくて
 がっかりしてたんだけど、
 久しぶりにお会い出来ました。
 ただね、銀色じゃなくて、金色エンゼルちゃんだったら……
 そう思わずにはいられませんでしたが。

「ネーさ、ぜいたく、でス!
 わがままいうのォ、だめでスよッ!」

 ……そうですね、
 エンゼルちゃんに会えただけで有難や、有難や。

「これで、ふたつ!
 のこり、くちばしィ、
 あと、さんまいィ!」

 はあ。
 3枚……。
 あと3枚も……。
 はあ~……。
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星の目を持つ探偵くん。

2007-10-22 14:03:51 | ブックス
 さて、月曜日です。
 週末特別企画を終え通常モードに復帰、のつもり、だったのですが。

「ですがァ? どしたのでスか、ネーさ」

 昨日は『大誘拐』をご紹介しましたね、テディちゃ。
 でも、原作についての説明が足りなかったかなあ、と反省しました。
 そこで本日は、お詫びを兼ねまして、はい、こちらの御本をどうぞ!



          ―― 遠きに目ありて ――



 著者は天藤真さん、単行本初版は1981年に発行されました。

「おんなしィ、さくしゃさん、でスねッ♪」

 そうなんです、『大誘拐』を書かれた天藤真さんの作品です。
 全5話から成る連作短編集で、現在は文庫化されていますね。

 先陣を切って登場するのは、真名部(まなべ)警部。
 そうか、この人がこの作品の探偵さん……と思うのは早とちり。
 なんと、探偵は別のひと、なのでした。
 未成年の、自宅にほとんどこもりきりの、
 本文によれば『重症の障害』を持った少年――信一(しんいち)くん。
 この信一くんが、素晴らしい推理力で難事件を解決してゆくのです!

 あとがきで、天藤さんは記しています。
  『私は、この人の、この子を汚す作品であってはならぬ、
   という思いばかりで書いて来ました』
 探偵・信一くんには実在のモデルさんがいたのですね。
 その御方への深い愛情が、本作品の隅々に感じられ、
 天藤さんの筆にも並々ならぬ気魄が籠もっているようです。

 警察も苦慮し、狼狽する難問に、
 信一少年は正面から取り組みます。
 その思考は、快刀乱麻!
 謎を、疑問を、次々に解明してゆきます!

「すごいでスゥ!!」

 ううむ、ミステリなので、あまり詳しく書けないのが
 ちょっと辛いところです。
 でも、日本の安楽椅子探偵モノのベストに数えられることは、
 疑いありません!
 まだ読んだことない!という方は、ぜひどうぞ♪

 『大誘拐』や本作を含めた天藤真さんの作品は
 文庫で読むことが出来ます。
 上の画像は、

「ネーさの、ほん、でスねッ」

 はい、そうなんですけど、
 現在は表紙の画が変わっているようですので、お間違えなく。
 これを機会に、天藤ワールドにハマっちゃって下さい!

「ぱく、ッとねッ♪」
 
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