テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ミントな桃グミ。

2008-12-02 22:55:52 | 美味
 久しぶり~のグミネタですわよっ、テディちゃ!

「もぐもぐッ! 
 いただいちゃッてまスよゥ、ネーさ!」 (←速っ!です)

 『不二家』さんの新製品《のどグミ》、
 『やわらかメントール』で『ミントポリフェノール配合』ですって!
 すーはー、ってなるんでしょうか?
 ネーさも、いただきます!

「すゥ~、はァ~、もぐぐッ」

 もぐもぐ……あららっ、面白いお味ですね。
 のど飴ほどではないけれど、すーはー、いたします。
 後味すっきり、甘さもすっきり、な印象です。
 桃好きなネーさは、こういうお味、大好きで~す♪

「むぽぽッ♪
 もぐぐッ、すゥ~、はァ~♪」(←お気に召した様子、です)
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千年のむかし。

2008-12-02 13:57:30 | ブックス
「ふむふむッ、きょうのォ、ごしょうかいィはァ、
 げんじィ、ものがたりィ……
 いまァ、ぶーむゥ、でスからねッ!」

 2008年は、『源氏物語』の千年記念ということから
 たくさんの源氏関連本が刊行されているんですよ、テディちゃ。
 本日は、その中の一冊を御紹介いたしましょう。
 はい、こちらを、どうぞ~!



             ――源氏物語への招待 ――



 別冊歴史読本の⑧号、’08年5月に発行されました。
 『日本が世界に誇る歴史的名作のすべてがこれ一冊でわかる!』
 と副題にあります。

「わぽッ! 
 それはァ、おおげさァでスよゥ、ネーさッ!」

 しかし、なかなか健闘している御本ですよ。
 『源氏』各巻の粗筋や、
 主な登場人物がガイドされているのは定番ではありますが、
 とても感心させられたのは
 《源氏物語の時代を読む》の章ですね。
 
「ふむむッ? このォぺーじィ、かなッ??」

 同章の③『政治と経済』のページを、さあ、どうぞ!
 扇情的とも思える見出しが躍っていますよ。
 『二十一歳で収入数千万円』――!

「ほぺッ?? だれがッ???」

 もちろん、源氏の君が、です。

 源氏の君、想像以上のお金持ちさんだったようです。
 父上である桐壺帝さまからいただいた財産などの他に、
 宮廷での地位に応じてお給料が授与され、
 日常生活の費用は義父である左大臣さんが負担してくれて、
 そのうえに、

「わわゥッ、まだあるゥのでスかッ」

 源氏の君の母上、桐壺更衣さまがまた、
 たいそうな資産家だったのです。

 あまり注目されない桐壺更衣さまの経済的な側面――
 驚かされました。
 身分こそ高くはなかったとしても、
 実家は財産家であったのです。
 源氏の君が最初に住まわれた邸宅『二条院』も、
 母上の実家から相続したもの、と書かれていますよ。

「ほわわわッ、すごォ~いィッ!」

 言うまでもなく、これは源氏の君のスタートラインでの収入です。
 17歳で近衛中将に任ぜられた源氏の君は、
 この後、明石に流される時期を除いて、
 大納言、内大臣、太政大臣、
 やがては准太上天皇さまと、官位を極められたのですから、
 そのお金持ちぶりは……
 もはや想像の域外でしょう。

「あらぶのォ、おうじさまなんてェ、めじゃないィのでスッ!」

 今まで見えていなかった背景が見えてきて、
 得した気分?の『源氏』ガイド本、
 巻末には『源氏』研究書&関連書籍もリストアップされていて、
 歴史好きの御方に、お奨めですよ~!

「びっくりィ、しましたでスッ!」
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