テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

来たるべきクマの世界?

2008-12-14 23:06:17 | くま
 本日、偶然ネーさが立ち寄りましたデパートの玩具売場には、
 んまっ!!
 クマクマクマクマ……テディベアだらけ~?

「みんなァ、テディちゃのォ、しんせきィ~♪
 らりほォ~♪」

 大は『子ども横綱チャンピオン』サイズから、
 小は携帯ストラップまで。
 別の棚には、シロクマちゃんもおりました。
 いったい何匹何頭いるのやら……。

「てんかはァ、くまのものじゃッ!
 あッぱれェあッぱれェッ♪」 (←高笑いしております)

 ……テディちゃ、ドラマの見過ぎですね。 
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モダン魔法ウォーズ?

2008-12-14 13:41:42 | ブックス
 関東圏は寒~い日曜日になりました。こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでスッ!
 あぶらァかたぶらァ~ッ、はるよッ、こいィッ!」

 テディちゃ、どう頑張っても春はまだ来ないと思いますが……
 魔術をふるうのは、この方たちに任せましょう。
 はい、本日ご紹介いたしますのは、こちらの一冊です。
 アブラカタ、じゃなくて、どうぞ~!



        ―― 錬金術師ニコラ・フラメル ――



 著者はマイケル・スコットさん、’07年11月に発行されました。
 原題は『The Sercrets of the Immortal Nicholas Flamel』、
 『THE ALCHMYST アルケミスト』とシリーズ題が付されています。

「ふむむッ!
 まほうつかいィ、でスねッ!」

 錬金術師さんは、魔法使いさんや魔術師さんではありません。
 敢えて言うなら、科学者/研究者に属します。

 ニコラ・フラメル――
 『ハリー・ポッター』シリーズの愛読者さんは、
 この名に聞き覚えがあるのではないでしょうか。
 ネーさがこの名前を知ったのは、
 ハリポタ出版よりも昔、
 澁澤龍彦さんの御本で、でしたが。

 中世ヨーロッパに活躍した錬金術師の中でも、
 おそらく五指に入る存在、
 それがニコラ・フラメルさんなんです。

「ふむふむッ! ゆうめいィじんッ!」

 そのニコラさんが、
 名を変え、服装も変えて、
 現代にまで生き延びていた、としたら……

「むぽッ!
 それはァ、びっぐにゅーすゥ!」

 ええ、そうです、大変な騒ぎになってしまいました。
 ニコラさんの不意をつき、
 襲い来るのは魔法で作られた怪物たち。
 怪物を率いるは、かつてニコラさんの弟子であった
 ジョン・ディー博士!
 ニコラさんが経営していたサンフランシスコの古書店は、
 怪物たちに壊されてしまったんです。

「ふァ?? さんふらんしすこォ??」
 
 ニコラさんが隠れ暮らしていたのは、
 現代のアメリカ、サンフランシスコの一角だったんです。
 しかし、知られてしまったからには、
 愛着ある古書店も捨てるしかありません……
 ディー博士らが狙っているのは、
 ニコラさんが持つ魔法の書物。
 書物を奪うためには、町を破壊することにも躊躇まったく無し!

「ひえええェッ、こわいィ~ッ!」

 古書店でバイトをしていたジョシュ、
 その双子の姉・ソフィーは見事に巻き込まれてしまいました。
 強大な魔術師たち錬金術師たちの争いから、
 ジョシュとソフィーは
 どうやったら脱け出せるのか――?

「にげるゥのでス! にげましょゥッ!」

 元気なファンタジーを読みたい!とお探し中の御方に、
 ハリポタシリーズが好きな御方にも、お奨めです。
 お話は続巻に続くようですが、
 はたして、ジョシュとソフィーのドタバタ、いえ、
 運命は……?

「あぶらァかたぶらッ!
 ひらけェごまつぶゥッ!」

 ……テディちゃ、
 その呪文では悪い魔法使いを倒せそうにありませんよ?  
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