はーい、戻ってまいりました。
上野・東京都美術館の
《フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち》
レポートの第二弾です。
「ネーさ、がんばれェ~!」
ありがとう、テディちゃ。頑張って進めます!
えーと、前回は、急遽出展された
『手紙を書く婦人と召使い』
の美しさについて記しました。
↑画像の右側が、『手紙を書く婦人と召使い』です。
フェルメールの没後、借財を返済すべく売却されたこの作品は、
何人かの富豪たちの手から手へ転々とし、
二度も盗難の憂き目に遭って後、
ようやく取り戻されたという、
いわくつきの名画なんですね。
「わォゥ! どらまちッくゥ、でス!」
しかし、却ってそんな苦難を経たためでしょうか、
おそらく丁寧な修復を施されたと思われる画面は、
目立った傷や亀裂もなく、
安心して眺めることが出来ます。
手紙を書いている婦人のヘッドドレス、
袖に縫い取られたシルクのリボンの質感も、
真珠の首飾りに反射する光も、
観る者の眼にやきつきます。
同じ展示室の、
『リュートを調弦する若い女』は、
残念なことに、画面にダメージが感じられます。
繊細な上にも繊細な筆遣いの画ですので、
仕方ないのかもしれませんが……
「むむゥ、かなしィでスゥ……」
それでも!
ここには、本物だけが持ち得る、
他に換えられない《光の美》があります。
図録の印刷は、またしても残念なことに、
原画の美しさを写し切れていません。
色感が明らかに違っていますし、
印刷された画像は全体に平面的で、
のっぺりしているように見えるんです。
「ほんものはァ、りッたいてきィ、でしたねッ!」
はい、本物に勝るものなし!
原画の美を、美術館で堪能しましょう!
上野へ行きたいけれど行く機会がない、という御方は、
せめて図録でフェルメール体験を!
画像の精度はともかくも、
ピーター・C・サットン氏(ブルース美術館館長)による解説は
フェルメール好きさんには必読の傑作ですよ!
「うゥ~、ながいィでスゥ~、おもいィでスゥ~」
長くても重くても、それだけの価値あり!な図録です。
出展予定だった『絵画芸術』の画像&解説文も
ちゃっかり?掲載されていますので、
ぜひぜひ!入手を~!
「おすすめェ、なのでスッ!」
上野・東京都美術館の
《フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち》
レポートの第二弾です。
「ネーさ、がんばれェ~!」
ありがとう、テディちゃ。頑張って進めます!
えーと、前回は、急遽出展された
『手紙を書く婦人と召使い』
の美しさについて記しました。
↑画像の右側が、『手紙を書く婦人と召使い』です。
フェルメールの没後、借財を返済すべく売却されたこの作品は、
何人かの富豪たちの手から手へ転々とし、
二度も盗難の憂き目に遭って後、
ようやく取り戻されたという、
いわくつきの名画なんですね。
「わォゥ! どらまちッくゥ、でス!」
しかし、却ってそんな苦難を経たためでしょうか、
おそらく丁寧な修復を施されたと思われる画面は、
目立った傷や亀裂もなく、
安心して眺めることが出来ます。
手紙を書いている婦人のヘッドドレス、
袖に縫い取られたシルクのリボンの質感も、
真珠の首飾りに反射する光も、
観る者の眼にやきつきます。
同じ展示室の、
『リュートを調弦する若い女』は、
残念なことに、画面にダメージが感じられます。
繊細な上にも繊細な筆遣いの画ですので、
仕方ないのかもしれませんが……
「むむゥ、かなしィでスゥ……」
それでも!
ここには、本物だけが持ち得る、
他に換えられない《光の美》があります。
図録の印刷は、またしても残念なことに、
原画の美しさを写し切れていません。
色感が明らかに違っていますし、
印刷された画像は全体に平面的で、
のっぺりしているように見えるんです。
「ほんものはァ、りッたいてきィ、でしたねッ!」
はい、本物に勝るものなし!
原画の美を、美術館で堪能しましょう!
上野へ行きたいけれど行く機会がない、という御方は、
せめて図録でフェルメール体験を!
画像の精度はともかくも、
ピーター・C・サットン氏(ブルース美術館館長)による解説は
フェルメール好きさんには必読の傑作ですよ!
「うゥ~、ながいィでスゥ~、おもいィでスゥ~」
長くても重くても、それだけの価値あり!な図録です。
出展予定だった『絵画芸術』の画像&解説文も
ちゃっかり?掲載されていますので、
ぜひぜひ!入手を~!
「おすすめェ、なのでスッ!」