テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

どこかで……?のグミ。

2008-12-06 23:05:15 | 美味
「ふァいッ、ネーさ、おみやげェでスよゥ~♪」

 そうなのよね~、テディちゃ、
 上野へ行ったらアメ横へ行かなくちゃ!
 アメ横へ行ったら美味しいものを探さなくちゃ!
 という訳で、グミキャンディを入手いたしました♪

「もぐもぐッ、はむむッ、
 むぽッ♪ んまんまッ♪」(←またも、速っ!です)

 えーと、テディちゃがガッついておりますのは、画像中央、
 明るいグリーンのパッケージのグミ、ですね。
 『ノーベル製菓』さんの《プルッタグミ グリーンアップル味》、
 ネーさも、いただいちゃいましょう♪
 もぐもぐ、っと……
 おや? このお味、どこかで食べたような……?
 うう~ん? ええと…… (←脳内検索中です)

 思い出したわっ! (←閃き!)
 『ハイチュー』に、これとよく似たお味がありました!
 
「もふふッ?」

 ですので、『ハイチュー』好きな御方にお奨め、な
 グミキャンディです♪

「くせにィなるゥ、おいしさッ♪でスッ」 
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『天才』に値するのは――或る武道家の一歩。

2008-12-06 13:55:50 | ブックス
「むぽッ?
 きょうはァ、ごほんのォ、しょうかいィ、でスかッ、ネーさ?」

 そうですよ、テディちゃ。
 美術展へのプチトリップはいずれまた……ということで、
 本日ご紹介いたしますのは、
 はいっ、こちらの一冊です!


 
          ―― 東天の獅子  第一巻 ――



 著者は夢枕獏さん、’08年10月に発行されました。
 『天の巻・嘉納流柔術』と巻名が付されています。

「じゅうじゅつゥ……?
 あッ、わかッたでスゥ! じゅうどうッ、なのでスねッ」

 正確には、ちょっと違います。
 この御本で描かれるのは、未だ研鑽中・模索中の
 若き武道家さんたち。
 
 その昔、柔術という言葉はあっても、
 《柔道》という言葉は存在しませんでした。
 そう、
 嘉納治五郎なる、天才武道家が現れるまでは――

「じごろうさんッ!
 きいたことォあるゥなまえぇ、でスゥ!」

 そうですね、日本人なら、一度は耳にした憶えがあるでしょう、
 嘉納治五郎さんの名を。
 柔道の創始者として、世界に鳴り響く名前です。

 しかし、『嘉納治五郎』とは、何者なのか。
 
 どのように柔術から柔道に辿り着き、
 完成させるに到ったのか?
 そのひととなりは?
 経歴は?

 『時間』を掻き分け、
 歴史の隙間に光を当て、
 著者・夢枕さんの筆は疾走します。
 あざやかに、血肉を備え、紙上にかたどられる
 天才の姿に、読み手は驚かされます――

「これがァ、ほんとのォ、てんさいィッ!」

 同時代の武道家さんたち、
 治五郎さんのもとに集う
 破天荒かつ破格の柔術家さんたち。
 
 彼らの武術は、
 競技ではなく、
 スポーツでもありません。
 ルールなど、あってなきがごとき!
 その中で、徐々に研ぎ澄まされてゆく
 ひとつのかたち。

 嵐の目となるのは、もちろん、
 空前絶後の天才武道家、嘉納治五郎という男……!

「むむゥ、ほれぼれェするのでスゥ!」

 《格闘》と《格闘家》とテーマとする
 長大な物語の、第一巻です。
 格闘技に少しでも興味がある御方は、ぜひ!
 運動音痴さんにも、お奨めですよ!
 専門用語の乱発もなく、
 誰もが楽しめる御本ですから、さあ、チャレンジ!

「じゅうどうのォ、れきしィにィ、びッくりィ、でスよッ♪」
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