テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

新春、先取り?

2008-12-22 22:08:03 | 花雑記
 お正月を、花屋さん店頭にてパチリと先取り!
 テディちゃ、福寿草の鉢ですよ~♪

「……ネーさッ、おはながァ、ないィでスゥ!」

 お花は……えー、ちょっと寝坊して遅刻中、らしゅうございます。

 
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メリーな動物ミステリ!

2008-12-22 13:31:03 | ブックス
 クリスマス週間に突入!ですね、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!
 ♪べるゥ、べるゥ、じんぐるゥべるゥ♪」

 メリー(陽気)な週間には明るいミステリを!
 はい、本日ご紹介いたしますのは、こちら~!



           ―― 土井徹先生の診療事件簿 ――


 
 著者は五十嵐貴久さん、’08年11月に発行されました。

「ここここんにちわッ、どくとーるッ!
 テディちゃはァ、どこもォわるいとこォ、ありませんッ!
 じゃッ!」 (←慌てて逃げ出そうとしますが……)

 待ちなさい、テディちゃ!
 土井徹先生は獣医さんなんですよ。
 人間やオモチャを診るドクターではないんですってば。

「えッ、そうなのォ?
 じゃァ、ちゅうしゃッ、なしィでスねッ♪」 (←ホッと安心!)

 とは言え、ドクター土井、ただの獣医さんではないようです。
 お孫さんの桃子ちゃんは、こう言います――

   《おじいちゃんはどうぶつと話せるんだよ》

「すごいィ!
 どりとるゥせんせいィ、みたいィ!」

 桃子ちゃんの他に、もうひとり、
 土井徹先生を頼りにしている人物がいます。
 南武蔵野署のうら若き副署長、立花令子さん。

 エリート街道に迷い込んでしまい、
 署でちょっと寂しい思いを味わっている令子さんは、
 事件解決のヒントを土井先生に求めます。
 何故って、
 どの事件にも、動物たちが絡んでいる……!

 具合が悪くなったダックスフントの謎とは?
 からっぽの水槽の謎とは?
 警察犬舎から消える石鹸の謎とは?

「むむッ! (←考えてみるものの……)
 わきゃんないィでス!」 (←ギブアップ!)

 ユーモアがあって明るい、だけではなく、
 シリアスな場面も描きこまれた
 由緒正しき《ホームズ&ワトソン》型の短編ミステリ集、
 ミステリ好きさんに、
 動物好きさんにも、お奨めです!

 また、吉祥寺周辺が物語の舞台になっているので、
 井の頭公園大好きなの~!という御方も、愉しめますよ~♪
 
「ふゥッ、ちゅうしゃッ、なくてェよかッたァ~……でもでもォ、
 せッけんはァ、どうしてェなくなッたのでスかァ??」

 では、診療カバンを持つ土井先生のあとについて、
 謎の行方を見届けましょうか?

「ふァいッ!」
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