スノボのコクボくん、けっこう良いじゃ~ん♪と思うネーさです、こんにちは。
でも、チャンプのショーンくんはもっと良いわね!
あの高さ!滞空時間!スキルのすべてがワンダホー!
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
テディちゃはァ、ふぎゅあのォ、たかはしくんがァよいィでス!」
「がるる!がるーるるー!」(←訳:虎です!カーリングがワンダホォ!)
ワンダホーなオリンピック競技を拝見しながら、
御本もまた、ワンダホーな一冊を!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― マンボウ家の思い出旅行 ――
著者は北杜夫さん、’10年1月に発行されました。
月刊誌『ジェイ・ノベル』に連載中の『マンボウ夢草紙』の
’05年7月号~’10年1月号掲載分をまとめたのが、この御本です。
「まんぼッ、じゃありませんよゥ! まんぼうッ!でスよゥ~」
「ぐるがる!」(←訳:どんぶらこ、だね!)
ドクトル・マンボウこと、北杜夫さんこと、本名・斉藤宗吉さん。
マグロ漁船にドクターとして乗り組み、
世界の海を巡ったのは昔のこと、
今はすっかり御自宅に落ち着いて――いたいのはやまやま、なんですが。
マンボウ先生、旅です!
さあ御支度を!
「ふァいッ!
こんどはァ、どちらへェ?」
「がるる~?ぐる?」(←訳:北海道かな~?沖縄?)
それが……マンボウ先生、
背骨を傷めてしまって、
『ほとんど車椅子でしか動けぬ』と書いておられます。
なので、旅する先は、記憶の中――
父・齋藤茂吉さんの思い出や、
親友・遠藤周作さん、編集者の宮脇俊三さん、
旧制高校以来の友人・辻邦生さんとの思い出の海へ旅するのです。
常々、マンボウ先生の世界漫遊ぶりを拝読してきたネーさ、
ちょっぴり、いえ、うんと悲しくなりました……
ああ、漁船の上で『砂糖水~!』と叫んでいたドクターは、
いまいずこ……。
が、ここで。
登場するのは、娘さんです!!
「むぽッ? むすめさんッ??」
「がるーるるるる?」(←訳:ドクターのお嬢さま?)
マンボウ先生の愛娘、齋藤由香さん、
大好きなパパが引きこもっちゃうのを黙って見てはおられません。
山形の、齋藤茂吉記念館へ。
温泉で名高い由布院へ。
信州の松本、上高地、
ハワイにだって、ソウルにだって、パパを連れ出しちゃいます!
「わほほォ~♪ はわいィ~♪」
「がるるっ!」(←訳:いいなっ!)
由香さんのワンダホーな行動力、
時々気弱になりつつも結局は旅に出てしまうマンボウ先生。
ワンダホーは遺伝するんですね!
なんて素敵な御家族かしら!と感激していたら……
わあっ、大変っ!
自宅ベランダで転んだマンボウ先生、
大腿骨骨折の大怪我です!
「えェッ? おおごとォでスよッ!」
「がるるるるっ!」(←訳:先生のピンチだっ!)
旅行記は、一転、闘病記へ……?
いえ、そこが医学博士でもあるマンボウ先生、
つらいリハビリも、痛みゆえの愚痴も、
どことなく朗らか……?
そう、どんな時も、マンボウ先生はユーモアを忘れないのです!
目線はいつも、優しく、こまやか。
身体の痛み、
そして心の痛みも必ず治る、と信じています。
その甲斐あってか、とうとう退院!
嬉しいことに、お家に帰ってきました、んですが……
パパ、軽井沢へ行きましょう!
と、娘さんからのお誘いが!
「わほほォ♪
またまたァ、りょこうッ!」
「がるーがるる!」(←訳:かっこいいぞ軽井沢!)
マンボウ先生と奥さま、愛娘・由香さん、
ワンダホーな一家の快走&迷走旅行記は
マンボウファンの方々に、
歌人茂吉さんファンの方々にもおすすめです。!
先生、明日はどちらへお出かけですか~?
「うむッ!
つぎはァ……どこがァいいかなァ~?」
「がるーる?」(←訳:お花見なんてどう?)
さらなる新旅行記を待っていますよ、我らがドクトル!
でも、チャンプのショーンくんはもっと良いわね!
あの高さ!滞空時間!スキルのすべてがワンダホー!
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
テディちゃはァ、ふぎゅあのォ、たかはしくんがァよいィでス!」
「がるる!がるーるるー!」(←訳:虎です!カーリングがワンダホォ!)
ワンダホーなオリンピック競技を拝見しながら、
御本もまた、ワンダホーな一冊を!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― マンボウ家の思い出旅行 ――
著者は北杜夫さん、’10年1月に発行されました。
月刊誌『ジェイ・ノベル』に連載中の『マンボウ夢草紙』の
’05年7月号~’10年1月号掲載分をまとめたのが、この御本です。
「まんぼッ、じゃありませんよゥ! まんぼうッ!でスよゥ~」
「ぐるがる!」(←訳:どんぶらこ、だね!)
ドクトル・マンボウこと、北杜夫さんこと、本名・斉藤宗吉さん。
マグロ漁船にドクターとして乗り組み、
世界の海を巡ったのは昔のこと、
今はすっかり御自宅に落ち着いて――いたいのはやまやま、なんですが。
マンボウ先生、旅です!
さあ御支度を!
「ふァいッ!
こんどはァ、どちらへェ?」
「がるる~?ぐる?」(←訳:北海道かな~?沖縄?)
それが……マンボウ先生、
背骨を傷めてしまって、
『ほとんど車椅子でしか動けぬ』と書いておられます。
なので、旅する先は、記憶の中――
父・齋藤茂吉さんの思い出や、
親友・遠藤周作さん、編集者の宮脇俊三さん、
旧制高校以来の友人・辻邦生さんとの思い出の海へ旅するのです。
常々、マンボウ先生の世界漫遊ぶりを拝読してきたネーさ、
ちょっぴり、いえ、うんと悲しくなりました……
ああ、漁船の上で『砂糖水~!』と叫んでいたドクターは、
いまいずこ……。
が、ここで。
登場するのは、娘さんです!!
「むぽッ? むすめさんッ??」
「がるーるるるる?」(←訳:ドクターのお嬢さま?)
マンボウ先生の愛娘、齋藤由香さん、
大好きなパパが引きこもっちゃうのを黙って見てはおられません。
山形の、齋藤茂吉記念館へ。
温泉で名高い由布院へ。
信州の松本、上高地、
ハワイにだって、ソウルにだって、パパを連れ出しちゃいます!
「わほほォ~♪ はわいィ~♪」
「がるるっ!」(←訳:いいなっ!)
由香さんのワンダホーな行動力、
時々気弱になりつつも結局は旅に出てしまうマンボウ先生。
ワンダホーは遺伝するんですね!
なんて素敵な御家族かしら!と感激していたら……
わあっ、大変っ!
自宅ベランダで転んだマンボウ先生、
大腿骨骨折の大怪我です!
「えェッ? おおごとォでスよッ!」
「がるるるるっ!」(←訳:先生のピンチだっ!)
旅行記は、一転、闘病記へ……?
いえ、そこが医学博士でもあるマンボウ先生、
つらいリハビリも、痛みゆえの愚痴も、
どことなく朗らか……?
そう、どんな時も、マンボウ先生はユーモアを忘れないのです!
目線はいつも、優しく、こまやか。
身体の痛み、
そして心の痛みも必ず治る、と信じています。
その甲斐あってか、とうとう退院!
嬉しいことに、お家に帰ってきました、んですが……
パパ、軽井沢へ行きましょう!
と、娘さんからのお誘いが!
「わほほォ♪
またまたァ、りょこうッ!」
「がるーがるる!」(←訳:かっこいいぞ軽井沢!)
マンボウ先生と奥さま、愛娘・由香さん、
ワンダホーな一家の快走&迷走旅行記は
マンボウファンの方々に、
歌人茂吉さんファンの方々にもおすすめです。!
先生、明日はどちらへお出かけですか~?
「うむッ!
つぎはァ……どこがァいいかなァ~?」
「がるーる?」(←訳:お花見なんてどう?)
さらなる新旅行記を待っていますよ、我らがドクトル!